2週連続2位で動員100万人を突破!『映画クレヨンしんちゃん』が打ち出し広まった、“大人も泣ける”路線を振り返る - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
2週連続2位で動員100万人を突破!『映画クレヨンしんちゃん』が打ち出し広まった、“大人も泣ける”路線を振り返る

コラム

2週連続2位で動員100万人を突破!『映画クレヨンしんちゃん』が打ち出し広まった、“大人も泣ける”路線を振り返る

夏休みのビッグタイトルが軒並み絶好調!『フォールガイ』は7位に初登場

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は興収23億円を突破
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は興収23億円を突破[c] 2024 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 [c] 堀越耕平/集英社

さて、1位の『インサイド・ヘッド2』と2位の『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』同様、公開3週目を迎えた『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』(公開中)も前週に引き続き3位をキープ。週末3日間で動員21万人、興収3億1400万円と、こちらも前週対比90%の高い維持率。累計成績では動員165万人、興収23億円を突破している。

また公開6週目の『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)は前週から1ランクアップの4位となり、累計成績では動員462万人&興収68億円を突破。前週の4位から5位となった『怪盗グルーのミニオン超変身』(公開中)は累計で動員296万人&興収37億円と、今年の夏休みを賑わせている上位5作品はいずれも好調をキープ。夏休み後半でどこまで成績を伸ばせるのか注目しておきたい。

ライアン・ゴズリングがド派手なアクションに挑んだ『フォールガイ』は7位スタート
ライアン・ゴズリングがド派手なアクションに挑んだ『フォールガイ』は7位スタート[c]2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.

このところ複数の新作タイトルがランクインし、ランキング上位はめまぐるしく変動していたが、今週の新作タイトルは1本のみ。7位に初登場を果たしたのは、アクション映画の名手デヴィッド・リーチ監督がライアン・ゴズリングを主演に迎え、1980年代の人気ドラマシリーズを映画化した『フォールガイ』(公開中)だ。

落ち目のスタントマンが元恋人の監督作で復帰をしようとした矢先、主演俳優の失踪から予期せぬトラブルに巻き込まれていく様を描く同作。スタントマン出身であるリーチ監督渾身のアクションシーンの数々が公開前から話題を集めており、IMAXや4D、DolbyAtmosといったラージフォーマットでの上映も大好評のようだ。

『劇場版ハイキュー!!』が久々にトップテン入り!
『劇場版ハイキュー!!』が久々にトップテン入り![c]2024「ハイキュー!!」製作委員会 [c]古舘春一/集英社

また今週はトップテンへの返り咲きが2作品。2月に公開された『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(公開中)が「もう一回がない全国一斉上映!ラストマッチ」と題して舞台挨拶の全国同時生中継を行い、9週間ぶりのトップテン入りで6位まで急浮上。累計成績では動員が806万人、興収が115億円を突破している。

そして2022年12月に公開されロングランを記録した『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)も、8月13日から復活上映がスタートし9位にランクイン。こちらは累計成績で動員1119万人、興収162億2000万円を超え、歴代興収ランキングでは『アバター』(09)を抜いて12位に浮上した。


以下は、1~10位までのランキング(8月16日〜8月18日)
1位『インサイド・ヘッド2』
2位『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
3位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
4位『キングダム 大将軍の帰還』
5位『怪盗グルーのミニオン超変身』
6位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
7位『フォールガイ』
8位『デッドプール&ウルヴァリン』
9位『THE FIRST SLAM DUNK』
10位『あのコはだぁれ?』

今週末は、人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」と同じ世界線で繰り広げられるサスペンス『ラストマイル』(8月23日公開)、SEVENTEENのアンコールツアーの模様を収録した音楽ドキュメンタリー『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW' AGAIN TO CINEMAS』(8月23日公開)、水野美波の同名コミックをなにわ男子の大西流星ら注目の若手キャストの共演で映画化した『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)、押切蓮介のホラー漫画を白石晃士監督が映画化した『サユリ』(8月23日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

関連作品