HYの名曲「366⽇」をモチーフに映画化『366⽇』⾚楚衛⼆主演で映画化決定！HYからのコメントも
沖縄出⾝のバンド、HYの名曲「366⽇」からインスパイアされた映画『366⽇』が2025年1⽉10⽇(⾦)に公開されることが決定。このたび、本作の公開決定を受けて、キャスト、スタッフおよびHYメンバーからのコメントおよび、ティザービジュアル、特報映像が到着した。
今年9⽉に結成25周年イヤーを迎えるHYの代表曲「366⽇」は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、いまなお世代を超えて愛され続けている楽曲。映画『366⽇』では、その楽曲をモチーフに、映画オリジナルのストーリーが紡がれる。主⼈公の真喜屋湊を⾚楚衛⼆、ヒロインの⽟城美海を上⽩⽯萌歌が演じる。本作に出演するにあたり、⾚楚は「『366⽇』は僕が学⽣時代に聴いており、僕の学⽣⽣活に彩りを与えてくれた曲のひとつです」と、⾃⾝にとって「366⽇」が⼤せつな楽曲であることを明かし、また「誰かを想うが故に傷付いたり、傷付けてしまうせつなさや優しさを感じる物語で惹き込まれました」と脚本を読んだ印象についてもコメントした。⾚楚と共に、⾼校時代から30代までを演じた上⽩⽯は「20年という歳⽉を役のなかで重ねることができたのも新鮮で、ひとりの⼈物の⼈⽣を通してさまざまな感情と向き合えた時間は宝物です」とコメントを寄せている。
2003年、沖縄に住む⾼校⽣の真喜屋は、同じ⾼校の後輩、⽟城と出会う。同じ⾳楽が好きな2⼈は⾃然と惹かれ合っていき、真喜屋の卒業式の⽇に告⽩し付き合うことに。⺟を病気で亡くし、⾳楽を作るという⾃分の夢を諦めかけていた真喜屋だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という⽟城の⾔葉に背中を押され、東京の⼤学へ進学する。2年後、⽟城も上京し真喜屋と再会、東京での2⼈の幸せな⽇々が始まる。⾳楽会社に就職が決まった真喜屋と、通訳という⾃分の夢に向かって頑張る⽟城。「こんな幸せが、365⽇ずっと続きますように」そう願っていた2⼈だが、ある⽇真喜屋が突然別れを告げ、⽟城のもとを去ってしまう。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、せつなすぎる純愛ラブストーリーが誕⽣する。
監督を務めるのは、『ただ、君を愛してる』(06)、『四月は君の嘘』(16)、『なのに、千輝くんが⽢すぎる』(23)など、ラブストーリーの名⼿として名⾼い新城毅彦。監督は本作を⼿がけるにあたり「誰もが⼀度は経験したであろうせつなく、苦い、でもだからこそ⼈を好きになる事の素敵さを感じられる素晴らしさをどうしたら上⼿く伝えられ、感じてもらえるかを真っ先に考えました」とコメント。20年にわたる真喜屋と⽟城の物語を、繊細に描き出す。
あわせて解禁となったティザービジュアルは、沖縄の美しい海を背景に、真喜屋と⽟城が互いの横顔を傍から⾒つめる対照的な2カットで構成されたもの。幸せな2⼈にやがて訪れるすれ違いを予感させるようなせつないビジュアルとなっている。
特報映像は、湊が美海からのメッセージをMDで聴く場面からスタート。そして、20年前の2人の出会いに時代がさかのぼる。互いに惹かれあい幸せな日々を送る2人。「この幸せな毎日が、ずっと続きますように」そんな願いから一転、美海が涙するシーンが。そしてラスト、再び現代に戻り、⽟城からのメッセージを聴き終わった真喜屋の⽬にも涙が浮かぶ様子が切り取られている。
また、本作に向けてHYメンバーからのコメントも到着。新⾥英之は「16年前に⽣まれた歌ですが、この歌には⼈が必要とする⼤事な確かな物があるから、今⽇のこの⽇が明⽇につながるんだと思います」とコメント。名嘉俊は「今回の366⽇の映画化も(結成25周年の)また⼀つの⼤きな祝福だと思っています」、許⽥信介は「映画化される⽇がくるなんて本当に夢にも思っていませんでした」、仲宗根泉は「(366⽇は)16年前の曲だし、この曲の聞かれ⽅もどんどん変化していっている実感もあって。その変化も映画スタッフと共有して、新たなストーリーが⽣まれました」と、それぞれ楽曲をモチーフに、また新たな作品が⽣まれることへの喜びを語った。
20年の間に、⼀体2⼈になにがあったのだろうか？沖縄と東京という2つの都市を舞台に描かれる壮大な物語に期待が⾼まる。
