「仮面ライダー電王」イベントに、18歳になった“コハナ”も参上!
今年で放送10周年を迎えた「仮面ライダー電王」(07-08)。同作の劇場版ディレクターズカットを集めたBlu-ray BOX発売を記念して、14日、都内で『劇場版さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』ディレクターズカット版の上映会が行われ、桜田通(野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王役)、中村優一(桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス役)、金田治監督がトークショーへ登壇。当時8歳でコハナを演じ人気を博した元子役・松元環季がサプライズで登場し、美しい18歳に成長した彼女の姿に会場の「電王」ファンが大いに湧きあがった。
11年に学業に専念するため芸能界を引退した松元。トークショーの途中、スタッフを装って登壇し、会場を驚かせた彼女は「いまは普通の大学生で、国際関係の学部で学んでいます」と近況を報告。「(人前に立つのは)8~9年ぶりで、すごい緊張してます。倒れそうです(笑)」と語りながら、そのまま桜田たちと撮影当時の思い出トークに加わった。
松元は猛暑の撮影日に「(中村と)かき氷を一緒に作ったのを覚えています」と思い出を明かすものの、中村は「俺と?一緒に作った?」と全然覚えていないようで、その後「作ったよねぇ!ヒヤッとして…」などと慌てて取り繕い笑いを誘う。また劇場版3作目の『さらば~』からシリーズに参加した桜田は「(相棒イマジンの)テディ以外の僕の心の拠りどころ」と松元への印象を告白。「あんなに無邪気で、何の気兼ねもなく仲良くなれて、いつも『おはよう~』って頭とか触っていたんです。でも、今やったら事案ですよ、事案(笑)」と自虐ネタでさらに爆笑を誘った。
TVシリーズ中盤からコハナ役として登場した松元は「最初は『1~2話だけ出て下さい』って言われて、『(コハナ役が)私で良かったのかな?』って、すっごいドキドキしていたんですけど、そのままずっといることになって(笑)、アクションなどもたくさん演じさせていただいて、本当にありがとうございます」と胸中を明かし、「(TVシリーズが終わった後も)『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』や『さらば~』と続いて『電王はまだ終わらない』という安心感が芽生えて、すっごく嬉しかった。(出演者と)まだ一緒にいられるんだ』と子供心に思っていたという。
トークショーでは、この他にも4人による『電王』の興味深い撮影エピソードが語られた。この模様は12月6日発売の「仮面ライダー電王 THE MOVIE ディレクターズカット Blu-ray BOX」に収録予定とのことなので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみて欲しい。【取材・文/トライワークス】