人気ヴィランを主役としたDCドラマ「ザ・ペンギン」、視聴前に抑えておきたい『ザ・バットマン』とのつながりは?
暗黒街の重鎮サル・マローニがついに!
さらに『ザ・バットマン』では名前しか出てこなかった麻薬王サルバトーレ・マローニ(クランシー・ブラウン)がついに登場するのも大きな見どころ。マローニはドロップという麻薬を流しているシンジケートのボスであり、映画ではミッチェル市長が逮捕した大物犯罪者だ。
市長や警察とズブズブの暗黒街のライバル、カーマインによってハメられて刑務所へと送られたマローニ。この逮捕がきっかけで市長らの汚職が明らかになったり、ブルースの父殺しの犯人として仄めかされたりと、姿こそ登場しなかったものの『ザ・バットマン』では大きな存在感を放っていた。
「ザ・ペンギン」では獄中でペンギンと面会するなど、暗黒街の玉座争いに大きく絡んできそうであり、のし上がろうと躍起になるペンギンの前に立ち塞がるのか?また、ソフィアとの因縁も気になるところだ。
『ザ・バットマン』から始まった新たなユニバースだけに、バットマンの登場も注目されるが、脚本兼ショーランナーのローレン・ルフラン曰く、ドラマには登場しないとのこと。あくまでペンギン視点の成り上がりストーリーが繰り広げられるようだが、続編となる『The Batman Part II(原題)』との架け橋的な作品でもあるとのことなので、チェックしておいて損はないはずだ。
文/サンクレイオ翼
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