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堂本剛27年ぶりの単独主演作『まる』、ファンの熱い支持を集めて4位に初登場!日本オリジナルのフィリピン映画もランクイン

コラム

堂本剛27年ぶりの単独主演作『まる』、ファンの熱い支持を集めて4位に初登場!日本オリジナルのフィリピン映画もランクイン

『ソウX』、『ボルテスV レガシー』も初登場!

『室井慎次 敗れざる者』が2週連続でNo. 1を獲得!
『室井慎次 敗れざる者』が2週連続でNo. 1を獲得![c]フジテレビジョン ビーエスフジ 東宝

ここからはランキングに戻ろう。2週連続1位を獲得した『室井慎次 敗れざる者』は週末3日間で動員14万2000人、興収2億200万円を記録。前週と比較すると、動員・興収共に56%とやや落ち方が大きいのは気がかりだが、累計成績では動員61万3000人&興収8億5700万円を突破と順調に数字を積み重ねている。

また、2週続けて2位となった『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は週末3日間で動員9万8000人、興収1億6100万円を記録し、累計では動員45万5000人、興収7億3500万円を突破。公開9週目を迎えた『ラストマイル』は週末3日間で動員5万3500人、興収7900万円を記録し、累計で動員384万人&興収54億9000万円となっている。

第1作と第2作の間の物語を描く「ソウ」シリーズ第10作『ソウX』が初登場
第1作と第2作の間の物語を描く「ソウ」シリーズ第10作『ソウX』が初登場[c]2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

新作では他に2作品がランクイン。世界中で一大ムーブメントを巻き起こし、“ソリッド・シチュエーション・スリラー”というジャンルを確立した「ソウ」シリーズの通算10作目となる『ソウX』(公開中)は6位に初登場。シリーズ第1作と第2作の間に起きた出来事が描かれる本作は、北米ではシリーズ屈指の高評価を獲得。日本でも今作と同じケヴィン・グルタート監督がメガホンをとった第7作『ソウ ザ・ファイナル3D』(10)以来久々のトップテン入り。シリーズの人気再燃のきっかけとなるか楽しみなところだ。

そして1970年代に日本で放送されたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写映画化した『ボルテスV レガシー』(公開中)は9位に初登場。SNSなどで「フィリピン映画を初めて観た」という声が多数見受けられるように、日本生まれの作品がオリジナルとはいえ、フィリピン映画が日本でそれなりの規模で公開され、こうして動員ランキングに顔を出すのは珍しいこと。普段は映画祭などでしか観る機会がないフィリピン映画が、これを機に注目を集めることになればおもしろい。

日本のロボットアニメがフィリピンで実写映画化!『ボルテスV レガシー』がランクイン
日本のロボットアニメがフィリピンで実写映画化!『ボルテスV レガシー』がランクイン[c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

以下は、1~10位までのランキング(10月18日〜10月20日)
1位『室井慎次 敗れざる者』
2位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
3位『ラストマイル』
4位『まる
5位『侍タイムスリッパー』
6位『ソウX』
7位『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
8位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』
9位『ボルテスV レガシー』
10位『JUNG KOOK: I AM STILL』


今週末は、役所広司主演で山田風太郎の同名ファンタジー小説を実写映画化した『八犬伝』(10月25日公開)、4月期に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマの劇場版となる『劇場版 ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』(10月25日公開)、M.ナイト・シャマラン監督の最新作『トラップ』(10月25日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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