12月6日(金)に公開が控えるディズニーアニメーションの最新作『モアナと伝説の海2』。その前作『モアナと伝説の海』が11月22日(金)の金曜ロードショーで放送されることが決定した。
美しい海と、その海に選ばれ愛された、一人の少女モアナの心の成長を、圧巻の歌と映像で描いた感動のファンタジーアドベンチャーとなる本作。盗まれた女神の「心」を取り戻し、世界に平和をもたらす…。あまりにも大きな使命に悩み傷つきながらも、モアナは世界を救う冒険に挑むなかで、“伝説の英雄マウイ”と出会い、様々な苦難を乗り越え自分の進むべき道を切り拓いて行く。
監督は、『リトル・マーメイド』(89)でディズニーアニメーションの歴史を変え、『アラジン』(92)でも新しいディズニーヒロインの姿を打ち出し、世界中の女性たちから絶大な信頼と人気を得たジョン・マスカーとロン・クレメンツ。脚本は、『ズートピア』(16)で脚本、『ミラベルと魔法だらけの家』(21)では監督を務め、先日ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフクリエイティブオフィサーに就任したジャレド・ブッシュが手掛けている。さらに音楽は、作曲家、作詞家、劇作家、歌手、俳優、ラッパーなどマルチな才能を発揮し、3度のグラミー賞、3度のトニー賞、エミー賞、ピューリッツァー賞の戯曲部門など数々の栄冠に輝き、ブロードウェイ界でも話題のリン=マニュエル・ミランダと、プログレッシブロックの分野を中心に活躍するキーボードプレイヤーでミュージカル「ライオン・キング」では音楽プロデューサーを務めたマーク・マンシーナ。この2人に加え、南太平洋の文化と物語を音楽で紡ぎ続けてきたサモア出身のミュージシャン、オペタイア・フォアイが共同で担当している。
日本語吹き替え版のキャストには、“海に選ばれた少女”モアナ役に屋比久知奈、“伝説の英雄”マウイ役に尾上松也。続いて、モアナの祖母タラ役を夏木マリ、海底にある魔物の国「ラロタイ」に棲むヤシガニの怪物タマトアにはロックミュージシャンのROLLYなど各分野からの実力者たちが集結した。そんななか、日本テレビからも、北京五輪で“ギドゥンドゥン”の愛称で親しまれた辻岡義堂アナウンサーがタトゥーの村人役で出演している。
本作について辻岡アナウンサーは、「8年前に声の収録を行ったのですが、収録した時点ではまだ採用されるかどうかわからない…。オーディションのような形だったんですよね。ですから、タトゥーを彫られるイメージをして、何度も何度も叫んだことを覚えています」と振り返っている。
革新し続けるその歴史において、新しいディズニープリンセス像を描いて幅広い層の人々の共感を呼んだ『モアナと伝説の海』。続編の公開に向けてもぜひチェックしてほしい。