広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を果たし、『花束みたいな恋をした』(21)の脚本を務めた坂元裕二と土井裕泰監督が再びタッグを組んだ最新作『片思い世界』が2025年4月より公開。このたび、ティザーポスターが解禁された。
現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)。仕事や学校、バイトに行ったりと、家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをする、楽しく気ままな3人だけの日々を過ごしている。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”とは?
広瀬は「なつぞら」、杉咲は「おちょやん」、清原は「おかえりモネ」と、それぞれがNHK連続テレビ小説で主演を務めたほか、ドラマや映画でも多数の主演作を抱える実力派の3人が本作で奇跡のトリプル主演を果たした。『花束みたいな恋をした』から4年。ドラマだけでなく『怪物』(23)、『クレイジークルーズ』(23)など映画でも精力的に作品を世に送りだす坂元と、『罪の声』(20)でも大きな評価を得た土井監督が再びタッグを組み、『花束みたいな恋をした』とはまったく異なる、新しい物語を紡ぎ出す。
解禁された本作のティザーポスター。小学生の美咲、優花、さくらがお互いに寄り添いながら光の中で眠っているシーンが全面に使用され、「3人で、ずっとずっと片思い」というコピーが添えられている。片思いとは何なのか、彼女たちがその後どのような物語を見せていくのか、期待が高まるビジュアルだ。
悩み迷いながら、それでも誰かを思い続けることを止めない3人。優しさを失うことなく前を向く彼女たちの、まぶしいほどの命の喜びを描く希望の物語となっている。『片思い世界』の今後の続報に注目してほしい。
文/平尾嘉浩