『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』松山ケンイチ、染谷将太のイエス&ブッダコンビがあなたのお悩みを解決します!
自宅でリラックス出来るお気に入りの場所はありますか?その場所がお気に入りの理由も教えてください。(50代/女性)
松山「トイレか寝室。寝室のベッドの脇に“骨盤職人”っていう拳のようなものがついている木の健康アイテムを置いていて。腰にそれを敷いて寝ると背骨がぎゅっと反り返ってすごく気持ちいい。原始的なアイテムだけど、心も体もリラックスできます!」
染谷「ソファ。台本を読むのも読書をするのも映画を観るのもソファが落ち着きます。家ではソファにいることが多いです。あとはキッチン!料理が好きなのでキッチンも落ち着く場所です」
もう随分前のことなのに、この時期になると思い出す嫌なことがあります。職場のイベントでの出来事で、そのイベントは毎年必ずあるので、どうしても思い出してしまい、思いだす度に理不尽さに腹が立つし、自分なりに一生懸命やっていたことを否定された悲しさがよみがえります。思い出してもイライラしない良い方法ありませんか?(50代/女性)
松山「僕もよく過去の失敗とかフラッシュバックみたいに出てくることがあります。嫌だなって気持ちに心が支配されたりするけれど、でもよくよく考えると、それがあるおかげで違う失敗から救われているんじゃないか、守られているんじゃないかって思うんです。別の嫌な思いをすることがなかった可能性もあるわけだし。それってある意味ギフト。そう思うと、嫌な記憶も消したらもったいないかもしれないなって思います」
染谷「僕もそう思います。僕がやるのはネガティブなことに対して心のなかで『ありがとう』って言うこと。とりあえず『ありがとう』って言うことで消化するようにしています。もはや感謝しちゃえ!みたいな感じ(笑)。パワープレーだけど、やってみると意外とスッキリします。それにしても、イライラとかリラックス関連の質問が多いけれど、みんな疲れてるのかな」
松山「そうかもしれない」
染谷「『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』を観れば、笑ってリラックスできるかもしれません」
様々な役を演じてこられたお二人に質問です。お互いに、印象に残っている相手の演じた役柄があれば教えてください。(30代/男性)
染谷「『聖の青春』。ご一緒した作品だけど、聖さんがそこにいた!というあの衝撃は忘れられないです」
松山「僕も『聖の青春』は一生忘れられないと思う。染谷くんは目が印象的だよね。『寄生獣』や『ヒミズ』のポスターの“目”はいまもパッと頭に浮かぶくらい印象が強いかな。お芝居だと『麒麟がくる』の信長。最初と最後全然違うよね?」
染谷「違いますね」
松山「染谷くんってどの位置にいても“やってる感”がないっていうのかな。本当にそういう人なんだろうな、みたいな説得力がすごくある。『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』とかでもそう。なじむというか、力技でやっている感じがしない。すごく頑張ってやってるのって案外目につくもんじゃない?でも染谷くんにはそれを感じたことがない!」
染谷「僕は自分で観ていて『俺、頑張ってるな』って思う時ありますよ」
松山「本当?全然気づかないんだよね。まあ、そりゃ自分はわかってるだろうけど(笑)」
染谷「バレますよね、自分には(笑)。僕は『ノルウェイの森』も印象に残っています。自分の妻が出ているのもあるけれど、忘れられない作品です。松山さんの、透き通っているけれどじめっとしている佇まいが、あの世界観のなかでめちゃめちゃ美しくて。物語もそうだけど、松山さんが映画のなかで歩いているだけで『映画になっている!』と感じて、すごくカッコよかったです」