『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』伊原六花を原作ファンの小学生が直撃取材!夢を叶える秘訣は「どれだけ楽しめるか」

インタビュー

『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』伊原六花を原作ファンの小学生が直撃取材!夢を叶える秘訣は「どれだけ楽しめるか」

伊原六花が考える、夢を叶える秘訣とは?

ーー伊原さんは、ダンスの強豪校として知られる大阪府立登美丘高校ダンス部でキャプテンを務めたのち芸能界の道を歩み、現在は映画やドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍しています。もともとダンスへの憧れや夢を抱いていたとのことですが、伊原さんが夢に向かって突き進むうえで「こんな駄菓子があったら助かる!」というアイデアを練るとしたら、どんなものになりますか。

伊原「やはりダンスは体力勝負なので、“無限体力、ラムネ”とかどうでしょうか。ダンスができなかったり、身体を動かせない日には体力を貯めることができて、『今日はたくさん踊りたい』という時に“無限体力、ラムネ”を食べると、貯めておいた体力が戻ってくる。そんな駄菓子があったら、たくさん練習ができますね」

桃伽さん「おもしろいですね!」

「夢を叶える秘訣」を聞かれた伊原はどう答えた?
「夢を叶える秘訣」を聞かれた伊原はどう答えた?撮影/野崎航正

ーーとてもパワフルな考え方ですね!伊原さんにとって、夢を叶える秘訣があれば教えてください。

伊原「『どれだけ楽しめるか』ということが大事だと思っています。私は小さなころからダンスが大好きで。高校時代など、スケジュール表を見た人からは『すごい練習量だね!』と驚かれることもありましたが、いま振り返ってみても自分としては『大変だな』と思ったことはほとんどありません。楽しいからやっていて、だからこそ長続きするんだなと感じています。いまはダンスに限らず、お芝居や歌、バラエティにも挑戦させていただいていますが、いつも『私はなにが楽しいかな』とすべてにおいて好きなところに目を向けるようにしています。『仕事を楽しむ』というと月並みですが、改めてそれを実感しています」

“銭天堂”に迷い込む雑誌編集者の陽子…「もっと認められたい!」という想いが暴走していく
“銭天堂”に迷い込む雑誌編集者の陽子…「もっと認められたい!」という想いが暴走していく[c]2024 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

ーー「大変だ、しんどい」と思ったとしても、「この仕事のなにが好きだったのか」と原点を振り返ると力が湧いてくるものだと感じます。桃伽さんは、いまどんな夢を持っていますか?

桃伽さん「私は空港で働きたいなと思っていて、キャビンアテンダントや入国審査官のお仕事に興味があります」

伊原「ステキです!キャビンアテンダントをやっている友だちがいますが、とても楽しそうにお仕事をしていますよ」

桃伽さん「なぜだかわからないんですが、すごく惹かれる感じがするんです」

伊原「『なんかいいな』という直感って、ものすごく大事だと思います。(魔法をかけるような仕草をしながら)なれる、なれる!微力ながら応援しています」

桃伽さん「ありがとうございます」


ーー本シリーズには願いを叶えてくれる駄菓子が登場しますが、それを手に入れたとしても、「幸せになるか不幸になるかは、その人次第」である点も特徴です。「未来や状況も自分次第で変えていける」というメッセージも感じられます。

伊原「私もそういった考えを持っています。たとえば、自分がハッピーじゃないと、ハッピーな見え方ができなかったりします。すごく不機嫌そうな人がそばにいたとして、自分の心に余裕がない時だったら『なんでこんなに不機嫌なんだろう。もっと笑えばいいのに』と感じてしまうかもしれませんが、ポジティブな心持ちにしていれば『昨日、嫌なことがあったのかな。大丈夫かな』と相手の状況を想像できたりもする。自分の気持ち次第で見えてくるものもまったく変わってくるはずですし、ハッピーにしているときっといい風が吹いてくるんじゃないかなと思っています。桃伽さんもぜひ、いっぱい楽しみながら毎日を過ごしてほしいです」

桃伽さん「自分次第で見えるものが変わってくる。そして楽しむことが大事だというお話も、とても心に残りました。今日は緊張しましたが、いろいろ聞けて楽しかったです。ありがとうございました!」

ふしぎな駄菓子に翻弄されていく陽子はどんな結末を迎えるのか…
ふしぎな駄菓子に翻弄されていく陽子はどんな結末を迎えるのか…[c]2024 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

取材・文/成田おり枝

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