メル・ギブソンの『ハクソー・リッジ』(16)以来となる監督最新作『フライト・リスク』。このたび、本作が2025年3月7日(金)に公開されることが決定した。
『リーサル・ウェポン』(87)、「マッドマックス」シリーズなどの名優として知られながら、アカデミー賞5部門を受賞した『ブレイブハート』(95)で監督としての才能も高く評価されたギブソン。2016年にアカデミー賞作品賞ほか6部門へのノミネートをはたした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる本作で描くのは、絶景の大地アラスカを舞台に、上空10,000フィートの航空機で繰り広げられる、命を懸けた予測不能の騙し合いの物語だ。
主演を務めるのは、マーティン・スコセッシ監督作『ディパーテッド』(06)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経歴も持つマーク・ウォールバーグ。身分を偽って連邦保安官と重要参考人に近づくミステリアスなパイロットを演じる。
ギブソンとウォールバーグは『パパVS新しいパパ2』(17)、『ファーザー・スチュー/闘い続けた男』(22)で共演しており、撮影中にプロジェクトのアイディアを話しあっていたと言う。監督、俳優としては本作が初顔合わせとなるが、ギブソンが本作の脚本を送った際にウォールバーグは「すぐに返事をした」と語っている。
ハリウッドを代表する監督、キャストのタッグはどのようなスペクタクルを生むのだろうか?予測不能のノンストップスリルライドの公開を楽しみに待ちたい。
文/鈴木レイヤ
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