映画『はたらく細胞』が原動力に!見取り図リリーがお酒を減らし、運動に励み…3週間の“健康改善チャレンジ”結果を発表
映画『はたらく細胞』は、「すべての芸人にオススメしたい!」
今回のチャレンジをきっかけに、「自分の体と健康を見直した。やっぱりお酒を抜いた次の日の朝は、体がすっきりしていたります」というリリー。「40歳になって、健康寿命が大事やなということを実感しています。寿命が長くても、健康じゃなかったら意味がないですから。元気に仕事をやっていくためにも、これからも食べるものに気をつけたり、運動をしたりと、少しずつでも健康に目を向けていきたい」としみじみ。「まず目標は週2回の休肝日。そう言っておいておそらく、僕の性格として週1回になると思う(笑)。コツコツですね」と明星先生のアドバイスを踏まえつつ、継続を誓う。
また「これは映画のプロモーションだからというわけではなく」と前置きしたリリーが、「映画『はたらく細胞』を観て、『こんなに酒を飲んでいたらダメなんや』と思いました。チャレンジを続けるうえで原動力になりました」と素直な胸の内を吐露する場面もあった。
劇中では、ジャンクフードや酒、たばこが大好きで、不摂生を続けているキャラクターである茂の体内は、まるでブラックな職場のような体内環境になっていた。リリーは「アルコールやたばこの煙が体内に入ると、細胞たちはこんなにしんどそうにしているんやというのが目に見えましたから。『僕はこんなに自分の体を傷つけていたんやな』と思いました。お酒をやめたい人は観るべき映画ですね」と細胞の気持ちに寄り添いながら苦笑い。「細胞たちを悪い環境で働かせすぎていたと思うので、これからは少しずついい環境にして、細胞たちも元気に働いてくれるといいなあ」と期待する。さらに「映画を観て、『山本耕史さんが演じているキラーT細胞ってどんな役割をしているんだろう』と自分でも調べてみたりもしました。永野芽郁さん演じる赤血球はかわいいし、佐藤健さんが演じる白血球もカッコいい。細胞を擬人化することでとてもわかりやすくその働きがわかって、勉強になりました。無理せずにスッと入ってくるので、楽しく学べるのがいいですね」と映画を大いに楽しんだと笑顔を見せる。
続けて、「芦田愛菜ちゃんと阿部サダヲさん、加藤清史郎くんのやり取りもすごくよかったですね」と日胡と父親の茂、日胡の憧れの先輩である新のドラマに「泣きそうになってしまいました。最後にちゃんと感動できる映画」とコメント。「僕自身、父親がヘビースモーカーで。40代で肺がんになっているんです。病気をしたりすると、やっぱり家族が一番しんどいですから。母親に心配をかけないようにという意味でも、元気にしていたい」と劇中の人間ドラマに触れて、改めて自身の健康は大切な人のためにもなるのだと身に染みたという。「学べるし、エンタメとしても楽しい映画。芸人には、特にオススメしたいですね。芸人というのはアホな生き物ですから、体の中は大変なことになっていることも知らずに毎日お酒を飲み続けている人も多い。相方の盛山(晋太郎)は、タバコも吸うので…。やっぱり心配です。ぜひ映画を観て、健康に気をつけてほしいです!」と願いを込めていた。
取材・文/成田おり枝