山田涼介『ハガレン』エドは俳優業最大の難役!ディーンのかっこよさに驚きも

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山田涼介『ハガレン』エドは俳優業最大の難役!ディーンのかっこよさに驚きも

荒川弘の人気コミックを実写映画化した『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の完成報告会見が10月3日に綱町三井倶楽部で開催され、山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、曽利文彦監督が出席。山田が「僕が演じてきた役のなかで、間違いなく一番大変な役」と最大の難役となったことを明かした。

本作は、亡き母を生き返らせようとするが、人体錬成に失敗した兄・エドと弟・アルが、すべてを取り戻すために旅を続ける姿を描くファンタジー・アクション。山田は“鋼の錬金術師”の異名を持つ天才錬金術師のエドを演じた。この会見のために、山田はエドと同じく金髪に染めて登場。

最新のVFXを駆使して原作の世界をスクリーンに映し出す本作。そのため撮影時には見えない対象を相手に芝居をすることも多く、山田は「ただ何かと戦えばいいというわけではない。そこには必ず感情がつきまとっている。気持ちで芝居をしなければいけないんだけれど、その対象物がない。そこがすごく大変でした」と苦労吐露。「監督が“自由にやっていい”とおしゃってくださった。“それに僕がCGを乗せるから”と。気持ちが楽になった」と曽利監督の言葉が支えとなったという。

また共演者とともに過ごした時間も刺激になった様子。ディーンを見て、山田は「みなさんわかっていると思いますが、すごいかっこいいんですよ。横に並ぶのがキツイんです」とディーンのかっこよさに驚愕。「ディーンさんとご一緒できたのは、すごく刺激になった。プライベートの話もさせていただいたんですが、出てくるエピソードが僕が経験したことのないエピソードばかり。アーティストとしても俳優としても、刺激をいただいた」としみじみと語っていた。

一方のディーンは「山田くんの顔って、ずっと見ていたい」と山田の顔を見てうっとり。松雪も「瞳が美しい。吸い込まれちゃうみたい」と褒め称えると、山田は「汗が出て来た」と照れ笑い。しかしながらエドの幼馴染・ウィンリーを演じた本田からは「背が縮んだ?」と言われたそうで、山田が「本番前にそんなこと言ってくる女優はいない」と突っ込むなど、劇中さながらのやり取りを見せていた。【取材・文/成田おり枝】

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