モフモフの愛らしい紳士が帰って来る!『パディントン 消えた黄金郷の秘密』が2025年5月に公開
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)の製作陣が贈る「パディントン」シリーズの最新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』が2025年5月9日(金)に公開決定。かわいすぎる特報映像とメイン写真も解禁となった。
世界40ヶ国語で翻訳、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を実写映画化した「パディントン」シリーズ。『パディントン』(16)、『パディントン2』(18)を合わせた全世界での興行収入は約900億円。「見た目はクマだけど、中身はとっても紳士」というユニークなキャラクターとモフモフの愛らしいルックスで、日本でも“パディントン旋風”を巻き起こした。
そんなシリーズ待望の最新作がいよいよ日本でも公開に。本国イギリスでは11月に公開され、オープニング成績964万ポンド(約19億円)と、シリーズ2作を大きく上回る驚異的な興行成績で初登場1位を記録。さらに映画批評を集積、集計するサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家たちから92%という熱狂的な支持を集め、シリーズ全作品が90%を超えることが話題となっている。
最新作の舞台は、パディントンの生まれ故郷であるペルー。パディントンは「老グマホーム」で暮らすルーシーおばさんを訪ねてブラウン一家とペルーへ家族旅行に出るが、なんとおばさんは眼鏡と腕輪を残して失踪していた。パディントンたちは、おばさんが残した地図を手掛かりにインカの黄金郷があるというジャングルの奥地へとルーシーおばさんを探す冒険の旅に出る。パディントンは無事におばさんと再会できるのか?そして、そこには家族の絆が試されるパディントンの秘密が待っていた。
解禁された特報映像には、紳士な佇まい、クリクリした目、そして思わずさわりたくなるようなモフモフした毛並みのパディントンの姿が再び登場。かと思えば、名前の由来となったロンドンのパディントン駅で写真ブースと格闘し、パスポート用の写真を撮るために奮闘する、相変わらずのおっちょこちょいで礼儀正しいパディントンの様子が映しだされている。
映像の後半では、都会暮らしで野生の勘を失ったパディントンがペルーで大ピンチに。あの都会っ子のパディントンがジャングルや古代遺跡で「インディ・ジョーンズ」さながらの大冒険を繰り広げる姿に心配と期待が膨む映像となっている。さらに、同時に解禁となったメイン写真にはジャングルの空を舞う愛らしいパディントンの姿も切り取られている。
パディントンの声を担当するのは、「007」シリーズでお馴染みのベン・ウィショー。「ダウントン・アビー」シリーズのヒュー・ボネヴィルがブラウンさん役で、マデライン・ハリスも娘のジュディ役で続投。そして今回、ブラウン夫人役をサリー・ホーキンスからバトンを受け取った『シャッター アイランド』(09)、『メリー・ポピンズ リターンズ』(18)のエミリー・モーティマーが演じるなどお馴染みのキャストと豪華な新キャストが集結する。監督を務めるのは、シリーズ初参加となるドゥーガル・ウィルソン。脚本に「パディントン」シリーズをはじめ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のメガホンを握ったポール・キングが名を連ねる。
はたして、パディントンはブラウン一家とともにルーシーおばさんを見つけ出すことができるのか?クマ史上最大のアドベンチャーが始まる『パディントン 消えた黄金郷の秘密』をお楽しみに。
文/平尾嘉浩