キャラクター図鑑で後半戦に備えよ!「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」主要登場人物を総まとめ
「マンダロリアン」や「オビ=ワン・ケノービ」など、正史とつながる物語でさらなる拡大を続ける「スター・ウォーズ」シリーズ。その新たなオリジナルドラマシリーズである「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」がディズニープラスで独占配信中だ。全8話で展開する本作は、12月25日に配信開始となった第5話から後半戦に突入した。
物語の舞台は帝国崩壊後の銀河。平和な惑星アト・アティンに暮らす4人の子どもたちは、ある日、地中に埋まった持ち主不明の巨大な宇宙船を発見。好奇心から乗り込んだ彼らだったが、意図せずに宇宙船が発進し、そのまま広大な銀河へと迷い込んでしまうことに。宇宙海賊たちに追われて絶体絶命のピンチを迎えた4人の前に現れたのは、フォースを操る謎の男。子どもたちは故郷に帰るため、男と共に冒険を繰り広げていく。
MCU版「スパイダーマン」シリーズのジョン・ワッツをはじめ、デヴィッド・ロウリーやダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート、リー・アイザック・チョン、『サンダーボルツ*』(2025年公開)を手掛けるジェイク・シュライアーに、ブライス・ダラス・ハワードと、錚々たる顔ぶれがエピソード監督を務め、早くも批評家や「スター・ウォーズ」ファンのあいだで大絶賛を集めている本作。そこで本稿では、第5話までに登場した主要キャラクターを一挙に紹介していこう!
フォースを操る“謎の男”ジョッド・ナ・ナウッド
(ジュード・ロウ)
まずは子どもたちの前に現れた、フォースを操る“謎の男”ジョッド。第2話「バリアを越えてはるか遠くへ」で、海賊だらけの港にたどり着いた子どもたちが営倉に入れられた際に、奥から現れた彼は、フォースの力を使って鍵を手に入れ、脱出の手助けをする。そしてアト・アティンへの帰り道を知りたい子どもたちと手を組むことに。
行く先々で異なる名前で呼ばれ、アト・アティンにあるといわれるお宝をねらっているような様子が窺えるジョッド。子どもたちは彼のことを信用しきっていないが、ことあるごとに子どもたちをピンチから救う男気あふれる姿も。演じるロウは「ジョッドは子どもたちにとって、時に兄であり、時に父親であり、時に教師で、同時に生徒のような存在」と語っている。ジョッドの行動が、子どもたちの命運のカギを握っているようだ。
ジェダイに強く憧れを抱く少年、ウィム
(ラビ・カボット=コニャーズ)
アト・アティンで父ウェンドルと2人で暮らしているウィムは、おとぎ話のジェダイに強い憧れを抱く少年。父親に敷かれたレースを歩むことに嫌気が差し、壮大な冒険に出ることを夢見ていたある日、持ち主不明の宇宙船を発見。ジェダイへの憧れから「人を助けたい」と語る一方で、好奇心の強さからみんなを冒険に巻き込んでしまう。また、実際に宇宙で様々な危険に遭遇したことでホームシックに陥るなど、4人のなかでも特に子どもらしい一面を備えている。
ウィムの大親友で優しい心の持ち主、ニール
(ロバート・ティモシー・スミス)
ゾウのような見た目のエイリアンの男の子、ニールはウィムの大親友。争いごとを嫌う優しい心の持ち主であり、慎重派な性格から、やんちゃで無茶な行動ばかりするウィムのことをいつも心配している。第4話「アト・アティンは記憶にねえ」はニールの見せ場がたっぷり。荒廃した惑星アト・アクランで出会った少女ヘイナと心を通わせ、食べ物を小さな子どもたちに分け与えるなど彼の優しさをあらわす描写が。冒険を通して少しずつ勇敢になっていくニールの姿に注目だ!
勝ち気な性格でリーダーシップを発揮するファーン
(ライアン・キーラ・アームストロング)
厳格な役人の母を持つファーンは、持ち前の機転を生かしてスケルトン・クルーの船長に。アト・アティンではバイクを乗り回し、港では海賊たちに対して果敢に銃を向けるぐらいの負けん気の強さの持ち主。考えなしに行動するウィムと幾度となく衝突し、船長としてジョッドに命令するなどリーダーシップを発揮する一方、アト・アクランでは自分の不甲斐なさに涙するひと幕も。それでも勝ち気な性格から、親身になってくれるウィムを突き放してしまうファーン。後半戦では2人の関係に変化が訪れるのだろうか。
特徴的なバイザーを身に着けたファーンの親友、KB
(キリアナ・クラッター)
特徴的なバイザーを身につけたKBは、ファーンの親友。シャイで物静かな性格だが、どんな状況でも落ち着きを保つ、知的で科学好きな少女。メカにとても強く、港では不思議な生物やドロイドに興味津々の様子も。第5話「お前たちは海賊を分かってない」では、リゾート施設となったラニューパの警備隊に囲まれた際、とっさの判断でピンチを乗り切ることに成功するなど、いざという時に頼りになる。少し脆い内面を抱えた彼女の成長ぶりからも目が離せない。
船長に対して忠誠を誓う海賊ドロイド、SM-33
(声:ニック・フロスト)
ウィムたちが見つけた宇宙船に取り残されていたドロイドの海賊、SM-33。喧嘩っ早く言葉遣いも荒々しいが、新たな船長となったファーンに忠誠を誓うなど、妙ににくめないキャラクターだ。アト・アクランに到着した際になにかを思いだし、アト・アティンへの手掛かりも知っているような素振りを見せるのだが…。そんなSM-33の頭の部分に棲みついているんが、四つ目のネズミ“スノーボール”。どうやらスノーボールがSM-33の記憶回路にダメージを与えているようだ。