劇場版『トリリオンゲーム』が初登場No. 1スタート!目黒蓮の“スターパワー”で『わた婚』超えのヒットとなるか

劇場版『トリリオンゲーム』が初登場No. 1スタート!目黒蓮の“スターパワー”で『わた婚』超えのヒットとなるか

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2位スタート!

2位に初登場を果たしたのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(公開中)。初日から3日間の成績は動員27万6000人で興収4億6300万円と、昨夏に公開されたMCUの前作『デッドプール&ウルヴァリン』(24)対比で動員は93%、興収は90%となっている。

新たなキャプテン・アメリカの戦いを描く『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
新たなキャプテン・アメリカの戦いを描く『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』[c]2024 MARVEL.

これまで“ファルコン”としてMCU作品に登場してきたサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が、新たな“キャプテン・アメリカ”を襲名し、戦いに挑む同作。日本と同日に公開された北米では大ヒットスタートである一方、事前の予想を下回る興収となってしまうなど、コロナ禍以降顕著になってきたアメコミヒーロー映画の苦境は現在も続いている模様。

今年は『サンダーボルツ*』(5月2日公開)と『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年夏公開)の2作品が劇場公開作品として待機しているMCU。さらに来年には、日本でもメガヒットが期待できる「アベンジャーズ」と「スパイダーマン」の最新作が控えている。それらに向けて、まずはここで弾みを付けたいところだ。

『ファーストキス 1ST KISS』は累計動員54万人を突破!
『ファーストキス 1ST KISS』は累計動員54万人を突破![c]2025「1ST KISS」製作委員会

前週1位に初登場を果たした『ファーストキス 1ST KISS』(公開中)は、週末3日間で動員16万1000人、興収2億4200万円を記録して3位にランクイン。累計成績は動員54万人&興収7億7900万円を突破。また好調が続く『366日』(公開中)は、累計で動員151万人&興収19億円を突破。興収20億円突破がほぼ確実なものとなった。

公開9週目を迎えた『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(公開中)は、前週よりワンランクアップで再びトップ5圏内に浮上し、累計興収は25億円に迫っている。この週末の入場者プレゼント第9弾は、公開初週に配布されたクリアカードの再配布だったが、2月21日(金)からの第10弾は藤森雅也監督描き下ろしによるイラストカード。次週も上位を維持する可能性が高そうだ。

TVスポット効果か『アンダーニンジャ』が前週からランクアップ!
TVスポット効果か『アンダーニンジャ』が前週からランクアップ![c]花沢健吾/講談社[c]2025「アンダーニンジャ」製作委員会

公開5週目で7位にランクインした『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(公開中)は、累計興収25億円を突破。そして公開4週目の『アンダーニンジャ』(公開中)は前週よりワンランクアップで8位に浮上。ここ数日、CMが少なくなったフジテレビで予告映像が繰り返し放映されている効果が少なからずあらわれているのかもしれない。

以下は、1~10位までのランキング(2月14日〜2月16日)
1位 劇場版『トリリオンゲーム』
2位『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
3位『ファーストキス 1ST KISS』
4位『366日』
5位『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
6位『野生の島のロズ』
7位『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
8位『アンダーニンジャ』
9位『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』
10位『グランメゾン・パリ

今週末は、第97回アカデミー賞で作品賞など10部門にノミネートされている『ブルータリスト』(2月21日公開)、広瀬すずと木戸大聖、岡田将生が共演した『ゆきてかへらぬ』(2月21日公開)、観客の投票によって上映回ごとに展開や結末が変わる日本初の“インタラクティブ映画”『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(2月21日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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