ポン・ジュノ監督が約5年ぶりに来日!『ミッキー17』ジャパンプレミア開催決定

ポン・ジュノ監督が約5年ぶりに来日!『ミッキー17』ジャパンプレミア開催決定

『パラサイト 半地下の家族』(19)のポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』(3月28日公開)。このたび、『パラサイト 半地下の家族』以来、約5年ぶりとなる監督の来日&ジャパンプレミア開催が決定した。

【写真を見る】ポン・ジュノ監督から日本のファンに向けたスペシャルメッセージも到着!
【写真を見る】ポン・ジュノ監督から日本のファンに向けたスペシャルメッセージも到着![c] 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

“どん底“の使い捨てワーカー、ミッキーによる、権力者たちへの逆襲エンタテインメントとなる本作。ロンドンでのワールドプレミア、ベルリン国際映画祭で一足早くお披露目されると、世界有数のメディアや映画批評を集積、集計するサイト「Rotten Tomatoes」では高評価のレビューが続出し、作品の評価の高さの指標となるトマトメーターが88%を突破した。また全世界に先駆け2月28日に公開された韓国では、3月3日の祝日も含め公開4日間で観客動員数が100万人を突破し、興行収入も13億円を突破する大ヒットスタートを記録している。

今回、本作でロンドン、ベルリン、パリ、ソウルとワールドツアーを続けてきたジュノ監督が約5年ぶりに来日しジャパンプレミアが開催されることが決定。さらに来日に向けた、監督からのスペシャルメッセージ動画も公開された。映像は、「こんにちは『ミッキー17』監督のポン・ジュノです」という挨拶で始まる。続いて、雪原で落下事故に見舞われたミッキー(ロバート・パティンソン)に、ひと癖ありげな友だちのティモ(スティーブン・ユァン)が「死ぬってどんな気分だ」と声をかける本編シーンが。監督が「ジャパンプレミアに参加することが決定しました」と続けると、2人のミッキーが現れて興奮するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編映像とともに、「日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございます」と結ばれる。

この度、5年ぶりの来日を前に取材に応じたジュノ監督は、「日本でやりたいことは沢山あります。日本食…、まずはとんこつラーメンが食べたいですね。また東京には小さいけれどユニークで素敵なジャズバー、実力のあるミュージシャンの生演奏が聴けるバーがたくさんがありますよね。何か所か行きたいところがあります」と、日本のソウルフード、ラーメンのこととお気に入りのスポットに出かけたいとコメント。また「日本には阪本順治監督や李相日監督など親しい監督がたくさんいますので、日本の監督たちにもお会いしたいですね」と、映画監督と再会できることも楽しみにしていることを明かした。

人生失敗だらけのミッキーによる権力者たちへの逆襲を描く『ミッキー17』
人生失敗だらけのミッキーによる権力者たちへの逆襲を描く『ミッキー17』[c] 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

そして日本のファンに向け、「最近はネットや配信の時代だと言われていますが、やはり映画は映画館で観てこそ。公開を指折り数えながら期待に胸を膨らませて映画館に行って、大勢の人たちと一緒に大きなスクリーンで映画を観ながら興奮、面白さ、感動を味わう、そのプロセスには根源的な力があると思います。今回、日本の観客の皆さんにも『ミッキー17』に期待していただきたいですし、ぜひ映画館に足を運んでご覧いただければ嬉しいです」とコメントを寄せた。


使い捨てワーカー“ミッキー”による、権力者たちへの逆襲の行方は?ぜひ劇場で目撃してほしい!

文/サンクレイオ翼

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