話題作『パーシー・ジャクソン』と『ダレンシャン』の共通点って分かる?
公開が間近に迫る話題作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2月26日公開)と『ダレン・シャン』(3月19日公開)。この2作品は、どちらもファンタジー大作であり主人公がイケメンという設定なのだが、さらに見逃せない共通点がある。それは、両作品の主人公がいずれも人間と“ある存在”のハーフだということだ!
『パーシー・ジャクソン〜』の主人公パーシーは、ある日突然、怪物たちに襲われたことで、自分が神と人間のハーフ・半神半人(デミゴッド)であることを知る。そして、神々よりかけられたあらぬ嫌疑を晴らすため、仲間たちと共に冒険の旅に出るという壮大な物語になっている。
一方の『ダレン・シャン』は、毒蜘蛛に噛まれた親友を助けるため、吸血鬼と契約を交わし、ハーフ・バンパイアとして生きていくことになった少年ダレン・シャンの数奇な運命を描いたダーク・ファンタジーに仕上がっている。
この2作が従来のファンタジー作品と大きく異なるのは、物語の舞台が架空の世界やはるか昔の時代ではなく、私たちが生活するこの現実世界だということ。そんな世界観だからこそ、この“人間と人ならざる存在とのハーフ”という人物設定は、現実と非現実を融合させる存在として、際立った存在感を放つことに成功している。
“ハーフ”であることから、否応なく旅に出ることになったパーシー・ジャクソンと、親友を救うため自らの意志で“ハーフ”となったダレン・シャン。あなたは、どちらの“ハーフ”主人公に共感できる?【トライワークス】
作品情報へ