ジュード・ロウ来日のプレミアに名探偵コナンも来場!
世界に誇る探偵小説のアイコンをガイ・リッチー監督がダイナミックに映画化した『シャーロック・ホームズ』(3月12日公開)のジャパンプレミアがTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。ホームズと名コンビを組むワトソン医師役のジュード・ロウが来日し、ファンの大歓声の中、レッドカーペットを歩いた。また、ゲストとしてアニメの人気キャラクター、名探偵コナンも来場した。
さっそうとカーペットを歩いたジュードは、遠くから彼を眺めるファンにも笑顔で手を振った。続いて現れた名探偵コナンも、お得意の決めポーズを披露。ちなみにコナンの名前は、シャーロック・ホームズの生みの親である英国の作家アーサー・コナン・ドイルにちなんで付けられたものだ。
その後の舞台挨拶でもジュードはご機嫌に挨拶。「日本に来るのが大好きで、もう4〜5回目の来日となるけど、今回は初めて家族と来たよ。彼らと共に日本の文化に触れるのがとても楽しみだ」。
アメリカでは昨年公開され、クリスマス当日の興行収入“歴代”ナンバー1を記録した本作。ヒットの要因については、「原作に忠実に描き、伝統を取り入れたこと。また、そこに新鮮な空気も持ち込んだこと。この両方を取り込んだからこそヒットしたんだと思う」と語った。
確かに本作のホームズはちょっと勝手が違う。ロバート・ダウニー・ジュニア扮するホームズは、天才的な推理能力だけではなく、腕っ節が立つ武道派で、ちょっぴりダメダメな面も見せる魅力的な探偵だ。また、ジュード扮するワトソンは、ホームズを常にフォローするクレバーなナイスガイで、こちらも実にチャーミング。
ロバート・ダウニー・ジュニアとは、役柄さながらの友情の絆が築けたと言う。「彼は今まで出会った中でもっとも面白い人だ。劇中のふたりは一緒に仕事をして一緒に戦い、一緒に住んでいる。まるで結婚した夫婦みたい。言い合いもするけど、愛し合ってもいるんだ。今回の作品で、彼と友情が築けたのが一番素晴らしいことだったよ」。
今まで見たことのないホームズ&ワトソンの新鮮なキャラクターと、ふたりが窮地に追い込まれる巨大な陰謀のドラマは、新たなホームズ・ファンを増やしそうな予感! ぜひこれまでの先入観は捨てて、ガイ・リッチー監督が手掛けた新しいホームズに会いに行って。【Movie Walker/山崎伸子】