ポップカルチャーの祭典!東京コミコン2017がいよいよ開幕
本日12月1日より12月3日(日)まで幕張メッセで開催される、世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミックベンション2017」。
マーベルの名誉会長を務め「スパイダーマン」や「X-メン」などの原作者として、アメコミ業界に変革をもたらしたスタン・リーと、アップル共同創業者のひとりで“テクノロジーの王”と言われているスティーブ・ウォズニアックの出会いが、米国での「シリコンバレー・コミコン」として結実。その後、ウォズニアックによって提唱されたのがこの「東京コミコン」だ。昨年初めて日本で開催され、今年で2回目の開催となる。
広大な敷地には、多くの出展者によるブースが広がり、グッズの展示・販売のほか、体験型のイベント目白押し。
中でも目を引くのは、ちょうど中央に位置するウォルト・ディズニー・ジャパンのブース。12月15日からいよいよ公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をはじめ、3月から公開の『ブラック・パンサー』、4月公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などのマーベル作品も集結した。
様々な催し物が行われるメインステージの近くには、ワーナー・ブラサース映画のブース。現在大ヒット公開中の『ジャスティス・リーグ』のメンバーが堂々と並ぶこのブースでは、軽食や飲み物が楽しめる「DCカフェ」が営業されている。
また12月1日に公開されたばかりの注目の日本映画『鋼の錬金術師』や、今年の夏に大ヒットを記録し続編の製作が決定した『銀魂』、来年公開される『BREACH』の衣装も展示。
ほかにも、3月から公開されるリュック・ベッソン監督最新作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の迫力の展示の数々、また「トランスフォーマー」シリーズの精密なジオラマなど、注目すべきブースが盛りだくさんだ。
さらに、会場の中央には『タイタニック』(97)や『チャーリーとチョコレート工場』(05)などの人気作の小道具のほか「エイリアン」シリーズからはエイリアンの巨大なレプリカ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでおなじみのデロリアン、また映画公開が控える『マジンガーZ』など、実際に撮影に使われたものから、精巧なレプリカまで、貴重な品々が展示されている。
アメリカン・スタイルをベースとしながらも、日米のポップカルチャーが融合した祭典として、昨年以上のパワーアップを遂げた「東京コミコン2017」。この空間に訪れたらたちまち、映画ファンだけでなく、また老若男女問わず、誰もが知的好奇心を思いっきり刺激されるにちがいない。
取材・文/久保田和馬