『スター・ウォーズ』のマーク・ハミル、故キャリー・フィッシャーを偲ぶ「唯一無二の存在」

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『スター・ウォーズ』のマーク・ハミル、故キャリー・フィッシャーを偲ぶ「唯一無二の存在」

待望のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)でルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルらが来日し、12月7日にリッツ・カールトン東京で開催された会見に登壇。2016年12月27日に急逝したレイア役のキャリー・フィッシャーについてマークは「自分の中でキャリーは今も生きている」と語った。

「彼女が19歳の時に出会ったから本当に長い付き合いとなった。その存在は唯一無二だし、全世界のファンにとってもかけがえのない存在だったと思う。僕と彼女はしょっちゅうケンカをしては仲直りして…と、まさに(ルークとレイアのように)兄妹さながらに過ごしてきたよ」。

さらに「本作でもキャリーは素晴しい演技を披露されているから、今でもそこにいるのではないかと思う」と続けた。「でも、これが遺作となったことで、映画自体がセンチメンタルなムードに覆われるのはちょっと残念だと思う。だから彼女がモットーとしていた、日々を精一杯楽しんで生きるというメッセージを心に留めて、映画を楽しんでくれればきっと彼女も喜んでくれるのではないかと」。

会見には、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディも登壇。

監督も「キャリーの演技は大変美しいもので、それ自体が素晴しいトリビュートになったと思う。撮影時は、まさか本作が最後のパフォーマンスになるとは思わなかったけど、ファンのみなさんに彼女のスクリーンの演技を観てもらうことで、少しでも悲しさが薄れることを願っています」と語った。

取材・文/山崎 伸子

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