マーク・ハミル、意味深なコメントで『最後のジェダイ』の核心に触れる?

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マーク・ハミル、意味深なコメントで『最後のジェダイ』の核心に触れる?

いよいよ今週末に公開を迎える『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。世界中で記録的な大ヒットを記録した前作『フォースの覚醒』は、フォースを覚醒させた主人公レイと“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーが出会う場面で幕を閉じた。

その直後から描かれる最新作は、いまだにそれ以上の情報が明かされておらず、多くのファンは様々な憶測を膨らましているはずだ。そんな中、ルークを演じるマーク・ハミルが、本作『最後のジェダイ』の核心にも触れそうな意味深な発言をしていることが明らかになった。

「スター・ウォーズ」はシリーズを通して、つねに“家族の愛の物語”を描いてきた。“伝説のジェダイ”であるルークと父ダース・ベイダーの因縁、ハン・ソロとダークサイドに落ちかけている息子カイロ・レンなど、誰もが共感できる親子のドラマが世界中のファンを魅了し続けているのである。

その一方で『フォースの覚醒』から始まる新シリーズの主人公・レイの家族について、前作では明らかにならなかったのである。レイが待ち続けている家族とは誰のことなのか。ハン・ソロとレイアの娘なのか、それともルークの娘なのかと、様々な憶測が飛び交う中、ルークを演じたハミル本人が、ルークとレイの関係について口を開いたのだ。

「ルークにとって、レイは本当に見ず知らずの女の子なのかな?」と、あたかも2人が惑星オクトーで出会う以前に、互いを知っていたかのような意味深な言葉を呟いたハミル。

そもそも新たな「スター・ウォーズ」を生み出すにあたり“ルーク・スカイウォーカーとは何者なのか”というところからストーリーを発展させていったJ.J.エイブラムス。彼は「若い世代にとって『スター・ウォーズ』とは何を意味するのかを考えた結果、レイという主人公が生まれた」と明かしている。ということは、主人公であるレイと、最新作で活躍することが噂されるルークには、何かしらのつながりがあると考えても間違いなさそうだ。

さらにハミルは“スター・ウォーズ史上最大の衝撃”が待ち受けていると言われている本作との出会いについて「脚本を読んだとき、ライアン・ジョンソン監督に、この物語の中で一体何が起きているんだよ!って食ってかかったんだ」と、ますます気になる発言をしている。

「物語の主人公はレイだが、ライアンはルークを進化させようとしていた。それを知った時、僕は正直に驚いたよ。予告編にもある『ジェダイは滅びる』という台詞をルークに言わせること、そしてそれが物語のポイントになっていることに、僕はとても大きなショックを受けたんだ」とコメントしたハミル。

果たして彼が語ったこの言葉が、ベールに包まれた『最後のジェダイ』の核心に触れることになるのだろうか…。ハミルさえもショックを受けたその展開に、世界中のファンはどう向き合うことになるのか。その真相が12月15日(金)、ついに明かされる。

文/久保田和馬

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