小瀧望が本音をポロリ!“ガヤ芸人”キャラを封印して“オレ様”キャラに⁉︎

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小瀧望が本音をポロリ!“ガヤ芸人”キャラを封印して“オレ様”キャラに⁉︎

いくえみ綾の同名人気コミックを映画化した『プリンシパル〜恋するわたしはヒロインですか?〜』の完成披露舞台挨拶が24日、東京・新宿バルト9で開催。W主演を務めた黒島結菜と小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、篠原哲雄監督が登壇した。

本作は東京で居場所を失い札幌に引っ越してきた主人公・住友糸真が、転校先の学校で一二を争うモテ男子2人の間で揺れ動いていく恋模様を描いた青春ラブストーリー。原作の舞台でもある札幌でロケが行われた本作は、全編を彩る美しい風景が見どころのひとつ。

大勢のファンで埋め尽くされた客席の横を通ってキャスト陣が登場すると、会場中からは割れんばかりの歓声が。中でも最も黄色い声を集めたのは、いくえみ原作の中でもとくに人気のある弦を演じた小瀧。劇中の“オレ様”キャラとは対照的に、現場ではムードメーカーだった小瀧は「演じる上でバランスが難しかった。なにかあったら黒島さんに任せようと思っていた」と明かし、会場の笑いを誘った。

一方、小瀧とW主演を務めた黒島は自身が演じた糸真について「好きな人と友達と、向き合うことができる強い女の子。役を通して自分も成長できたと思います」と振り返った。そして昨年2月に行われた撮影について「雪の中で撮影するのは初めて。綺麗でよかったです!」と笑顔を見せた。

舞台上でも終始仲睦まじい様子の4人だったが、実は全員が人見知りだと明かす高杉。小瀧との温度差のあるやり取りで笑いを取った彼は「同い年なのに優しいお兄さん。守られてる感がありました」と小瀧への想いを語る。すると小瀧は思わずはにかんだ表情を浮かべた。

そして「“好き”を伝えられないすべての人を応援する“全恋ラブストーリー”」という本作のテーマにちなみ、舞台上には“全恋神社”と名付けられたピンク色の鳥居が設置され、登壇者は絵馬に応援メッセージを書いて披露した。

「みんながヒロインになれますように」と書いた黒島や「勇気を振り絞ってゆっくり進もう!応援しています」としっかりしたメッセージを書いた高杉につづき、川栄が「大丈夫」の三文字を大きく書いた絵馬を掲げると、小瀧から「無責任!」とつっこまれる一幕も。

そんな小瀧は劇中の自身のセリフを引用して「なんかおもしれえじゃん」と書いた絵馬を掲げ「恋をすると新しい自分に出会える。恋は面白いなとか、楽しいなって思ってもらいたい」と真面目なコメント。

そして神主が登場し、来場者から集められた絵馬と合わせて祈祷が行われた。黒島は「舞台挨拶でこういうの初めてで現場でのお祓いを思い出しました。この御祈祷の御利益で、映画もヒットすると信じて頑張っていきたいと思います」と、作品の成功を祈った。

取材・文/久保田和馬

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