キスマイ北山宏光、初めての映画でネコになる!?人気漫画「トラさん」が実写映画化
「ごくせん」や「カンナさーん!」など掲載作の映像化が相次ぐ集英社の女性向け漫画雑誌「月刊YOU」で2014年から連載がスタートし、人気を博した板場砦の同名漫画を実写映画化した『トラさん』が2019年に公開されることが決定。あわせて本作でKis-My-Ft2の北山宏光がスクリーンデビューを飾ることが明らかになった。
酒とギャンブルに溺れる日々を送る売れない漫画家・高畑寿々男は、ある日交通事故によって死んでしまう。地獄行きかと思った寿々男だったが、彼のあまりのクズっぷりに、1か月の執行猶予が与えられることに。そしてネコの姿になって家族のもとに戻されるのだった。
Kis-My-Ft2の最年長メンバーである北山は、意外にもこれが映画初出演。福田雄一監督が手掛けた「裁判長っ!おなか空きました」や、松坂桃李と木村文乃が共演したドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などテレビドラマを中心にコミカルなものからシリアスなものまで幅広い演技力を見せつけてきた彼が、初めての映画で初めての父親役、そして初めてのネコ役に挑む。
「ネコ役だと聞いたときは『どういうこと?』と思いました」という北山は、「原作はうるっとするところもあるんですが、ただ悲しいだけじゃなく、読み終わった後に心がほっこりする作品。ご覧になる方の心が動いてくれるような演技ができればと思っています」と、ネコ役への抱負を述べた。
また、寿々男の妻・奈津子役には実力派女優・多部未華子が、娘の実優役には現在10歳ながら今年で芸歴9年目を迎える天才子役・平澤宏々路が抜擢。彼ら3人が家族として紡ぎだす、シュールであたたかい愛のカタチに注目したい。さらに、本作の公開を記念して3月15日(木)に発売される「月刊YOU」4月号から、原作の「トラさん」のカムバック新連載がスタートする。映画を観る前に、こちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
文/久保田和馬