ドラッグ、懲役…M・ダグラスの息子、継母キャサリン・ゼタ=ジョーンズに感謝|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ドラッグ、懲役…M・ダグラスの息子、継母キャサリン・ゼタ=ジョーンズに感謝

映画ニュース

ドラッグ、懲役…M・ダグラスの息子、継母キャサリン・ゼタ=ジョーンズに感謝

舌癌の治療、妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズとの離婚危機、過去のセクハラ問題の再燃など、常にトラブルと戦い続けているマイケル・ダグラス。長男キャメロン・ダグラスの問題行動にも長年悩まされていた彼だが、息子がらみのトラブルは落ち着きを見せつつあると報じられている。

マイケルが前妻との間にもうけた1人息子のキャメロンは、現在39歳。父と祖父の威光で業界入りしたものの俳優としてのキャリアは無いに等しく、2010年に覚せい剤取引きとヘロインの所持で逮捕された。懲役5年の判決を受けていたが、収監中にもドラッグを使用していたことが判明。刑期短縮の訴えにも敗れ、2016年1月にようやく出所となった。刑務所からNYにある社会復帰施設へ移送されたキャメロンは、現在も施設住まいを続けながら、映画制作会社で働いているという。

メール・オン・サンデーのインタビューに答えたキャメロンは、家族への感謝の思いを語った。「家族が僕に見切りをつけるようなことは、1秒たりともなかったよ」「キャサリン(・ゼタ・ジョーンズ)は戦士だ。ウェールズから来て、真の才能と決断力を以て、頂点まで登りつめた。キャサリンは何事も諦めない人で、僕のことも投げ出さなかった。家族の愛があったから、僕は暗黒の日々を切り抜けることができたんだ」「刑務所での7年間は悪夢だったけれど、家族の愛は決して揺らぐことが無かった」

出所後の私生活は順調なようで、昨年末には恋人のヴィヴィアン・シービスとの間に娘が誕生したという。先日、ヴィヴィアンとデート中のところをパパラッチされたキャメロンは、ごく普通の中年男性の佇まい。タトゥーだらけの肉体で威嚇していた強面の頃とは、まるで別人のような姿だった。

とはいえ薬物依存を断ち切るのは、そう簡単なことではない。昨年6月には、執行猶予期間中にも関らずマリファナを所持していたとして、あわや刑務所送りになりかけた。父マイケルと家族たちの心配のタネは、まだまだ尽きないようだ。

UK在住/シャオ

作品情報へ

関連記事