新垣結衣、前は清楚＆後ろはセクシー！日本アカデミー賞女優陣の華やかドレスをチェック

是枝裕和監督の『三度目の殺人』が6冠を達成した第41回日本アカデミー賞授賞式。今年も豪華女優陣が、きらびやかなドレスでレッドカーペットを闊歩した。新垣結衣は前から見ると清楚系、クルリと後ろを振り向くと背中が大胆に開いたドレスで登場。土屋太鳳、北川景子もスリットから美脚をのぞかせるなど、ハッと目を引くセクシードレスで会場を沸かせた。

『ミックス。』で優秀主演女優賞を受賞した新垣は、純白のパフスリーブのドレス姿。彼女の魅力そのものといったような清楚＆さわやかなドレスだったが、後ろを振り向くとざっくりと開いたV字カットから美背中がお目見え。『恋空』(07)では第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したが、「もう一生この場に来ることはないと思っていた。いままで一緒にお仕事をしていただいた方へ恩返しになると思うとうれしい」とこれまでの道のりを噛み締めた新垣。ギャップありのドレスとともに大人の女性としての一面を見せ、会場から拍手を浴びていた。

スリットから美脚をのぞかせて会場の視線を釘付けにしたのが、土屋と北川。『8年越しの花嫁奇跡の実話』で優秀主演女優賞を受賞した土屋は、デニム地の個性派ドレスをセレクト。足元には美しい花柄があしらわれており、さらには美脚も披露。恋人役を演じた佐藤健は「デニム地のドレス、とてもお似合いです」とニッコリ。土屋は「岡山で撮影していたので」と映画にゆかりのある、岡山のデニムを使ったドレスであることを明かしていた。

『探偵はBARにいる3』で優秀助演女優賞を受賞した北川は、花が咲いたようなボリューミーな袖がインパクト大のブラックドレスで登場。こちらはLANVINのもので、深めに入ったスリットも実にセクシー。大泉洋と丁々発止のやり取りをするなど、終始、輝くような笑顔を見せていた北川だが、キラキラと光るHARRY WINSTONのアクセサリーも華やかさをプラスしていた。

『三度目の殺人』で見事に最優秀助演女優賞を獲得した広瀬すずは、GUCCI(Alessandro Michele)のブラックのロングドレス姿。アクセサリーもシューズも、GUCCI(Alessandro Michele)をチョイス。シックな雰囲気がありつつ、ふわりとした袖や胸元に散りばめられたパールがキュートさをたっぷりと演出していた。

また新人俳優賞を受賞した中条あやみはCHANELのピンクのロングドレス、浜辺美波は襟元のリボンがかわいいロングドレスで笑顔。2人ともフレッシュ＆キュートな装いで、今後の意気込みを熱く語っていた。

取材・文/成田おり枝