ムロツヨシと石田明が見事なコンビ芸を披露!?『ボス・ベイビー』ジャパンプレミアでムロのユーモアが大炸裂!
「怪盗グルー」シリーズのユニバーサルと「シュレック」シリーズなどで知られるドリームワークスが初めてタッグを組んだ『ボス・ベイビー』(3月21日公開)のジャパンプレミアが7日、東京・シアターGロッソで開催。日本語吹替え版で声優を務めたムロツヨシ、芳根京子、乙葉、石田明(NON STYLE)が特設されたブルーカーペットを練り歩き、舞台挨拶に登場した。
本作は見た目がキュートな赤ちゃんだけど中身は口の悪いおっさんというボス・ベイビーが、ある計画のため7歳のティムの家に弟としてやってくるスリリングでハートウォーミングなコメディ。全米では2017年最大のヒットを記録した『美女と野獣』から首位を奪取し、2週連続で興行収入ランキング1位を獲得。全世界で大ヒットを飛ばし、はやくも続編の制作やテレビシリーズ化も決定している。
劇中のボス・ベイビーの部下をイメージしてスーツを身にまとった子どもたちが登壇者にマイクを手渡す演出に加え、その中の1人がMCとして進行していく姿に、ムロをはじめ4人は口々に「超可愛い〜」とデレデレ。ムロは1人だけ音の出ない金色のマイクが渡されながらも「ありがたいですね〜」とにやけながら、地声でしゃべりつづけ笑いを誘った。
そんなムロはジャパンプレミアに浮かれてなのか、ノリノリな様子でボケを炸裂。子どもMCから作品の注目ポイントを訊ねられると子どものしゃべり方を真似てゆっくりとしゃべったり、芳根がお気に入りの場面として「ムロさんと赤ちゃんの間の声がお気に入りです」と明かすと「あら、ありがとうございます〜」とご満悦の表情を浮かべ、その度に会場から笑いが起こる。
そして会場の学生からの質問に、人生の先輩として答えるコーナーで「挫折したくなるときにどうしたら乗り越えられるか?」と訊かれたムロはドヤ顔で「挫折するくらいだったらその程度の覚悟だったのかな」と。さらに「どんなに反対されても、どんなに大失敗してもやりたいことが夢。挫折してでもやれるやり方を見つけるといい」と名言を披露。
一方、芳根京子は「挫折しても、先の達成感を知るとやっていけるはず。応援してくれる家族や友達とか、一緒に頑張れる仲間がいると強くなれると思います」と語ると、ムロが一歩前に飛び出して「この映画にはそれが描かれています」と便乗。いいとこ取りを狙うムロに、すかさず石田がツッコミを入れる絶妙なコンビ芸で、会場中を爆笑の渦に包んだ。
文/久保田 和馬