知念侑李「毎晩、写真を見ながら寝ている」“アポロン”ロスを告白!

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知念侑李「毎晩、写真を見ながら寝ている」“アポロン”ロスを告白!

小玉ユキによる同名コミックを実写映画化した『坂道のアポロン』の初日舞台挨拶が3月10日にTOHOシネマズ六本木で開催され、知念侑李、中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカ、中村梅雀、真野恵里菜、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、三木孝浩監督が登壇。知念と中川が、“アポロン・ロス”になっていることを明かした。

本作は、主人公の孤独な青年・薫(知念)が、一生ものの友だち、恋、音楽と出会い、成長していく姿を描く青春物語。Hey! Say! JUMPの知念が映画単独初主演を務めた。

上映後の会場に姿を現した知念は「とんでもなく緊張している。一週間くらいソワソワして、寝る時間が減っていって。今日のことを考えるとドキドキとワクワクでいっぱいだった」と告白し、「初単独主演というのは1回しかない機会。この空気を楽しみたい」と晴れやかな笑顔。中川も「この作品への思いはすごく強い。感無量です」、小松も「(撮影は)かけがえのない時間だった」と本作への深い愛を語った。

撮影前から楽器の練習にも励み、座長として作品の真ん中に立った知念。一生ものの恋や友情が描かれる内容にちなみ、「あなたにとっての“一生もの”だと感じるものは?」との質問が投げかけられると、「『坂道のアポロン』が一生ものになりました」ときっぱりと答えた。

中川から「かっこいい!」と声がかかるなか、知念は「すごい不安やプレッシャーのなかで挑んだ作品」と振り返り、「みなさんすごく温かく、監督もすごく愛にあふれていた。本当にほかでは経験できないようなことができた映画。ピアノの練習も含めると1年半くらい関わってきた。ここまで長い期間をかけて仕事をしたのも初めてで、僕にとって一生忘れることのできない映画になりました」と力強く語った。

クランクアップ後にも、知念と中川は食事やスタジオに一緒に行く仲だそうで、知念は「ロスになってしまって。2人で思い出しながら」と中川と顔を見合わせてニッコリ。続けて「撮影が終わってからも毎晩、そのときの思い出の写真を見ながら寝ていた。それくらい撮影が終わったときはさみしかった」と明かすと、ディーンから「恋人か!」と突っ込まれていた。

取材・文/成田 おり枝

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