銃撃シーン満載の“バイオ”女優、ミラ・ジョヴォヴィッチが銃規制デモに参加!
24日、銃規制を呼びかける大規模デモ、「March For Our Lives」が全米各地で行われた。運動の発起人となったのは、フロリダ州マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちだ。先月14日、同校の退学者による銃の乱射で17人の命が奪われ、生徒たちは言葉では言い表せない恐怖と悲劇を体験した。高校生たちの思いに多くの人が賛同し、銃規制運動史上、最多の人数が今回のデモに参加。キム・カーダシアン夫妻やセレーナ・ゴメスなど、有名人も数多く参加したと報じられている。
ロサンゼルスで行われたデモ行進には、夫のポール・W・S・アンダーソン監督や3歳になる次女と共に歩くミラ・ジョヴォヴィッチの姿があった。ミラは、「自動ライフルは軍隊のもの。学校のものではない!」「権利章典修正第2条(国民の武装権)は、奴隷制度が合法だった時代に作られたもの!」と書いたプラカードを掲げ、銃の規制をアピールした。
ミラといえば、夫のポール・W・S・アンダーソン監督によるホラー・アクション映画、「バイオハザード」シリーズのヒロイン、アリス役の激しいガン・アクションが有名だ。これについてミラは、「出演作の中で銃を使っているから、私は常識的な銃規制法について発言すべきじゃないと言われるわ。私の作った暴力的な映画には、今アメリカで銃による事件が多発している責任の一端があるって」
「私の映画のファンは世界中に大勢いるし、そのファンたちは映画を観たあと、銃を手に入れて教室で発砲なんてしないわ。ここ(アメリカ)だけで起こっていることなのよ」「今日の大規模な運動を見て、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちが誇りに思ってくれていることを願ってます。ロスの中心部の今日の勢いは衝撃的だったし、私も家族や友人たちとデモに参加できて、とても誇りに思っているわ」と、インスタグラムにつづっている。
UK在住/シャオ