カレン・ギランがドウェイン・ジョンソンの“マジジュマンジ”な一面と、爆笑に包まれた撮影現場を明かす!
全米で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を上回り、週末興行収入ランキングで3週連続1位を獲得。公開7週目で再び首位に返り咲くなど、世界中で予想の斜め上を行く大ヒットを記録し続けている『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(4月6日公開)。
本作でゲームの中の最強戦士ラウンドハウスを演じたカレン・ギランに直撃すると、日本が大好きだという彼女は「やっと来日できてすごく嬉しい!」と大はしゃぎ。インスタグラムのフォロワー数1100万人を超えるカレンは、日本のキャラクターカルチャーとファッションに興味津々な様子で「外に出て色々見たいという気持ちでいっぱいです」と目を輝かせていた。
そんな彼女が劇中で演じているラウンドハウスはタフでセクシーな美女戦士。しかしその中身は、シャイで真面目なガリ勉少女マーサというギャップの持ち主。そんな役柄についてカレンは「最初は居心地が悪いんですけど少しずつ慣れていき、最終的に自分自身の強さを発見するという旅路がすごく面白かった。その部分は多くの女性が共感できるのではと感じます」と語る。
実際にジャングルで行われた撮影では、様々な危険が多くあったようで「命がけだというリアルさは表現できたと思います」と苦笑い。とくに大変だったこととして彼女は「クレイジーな蚊が現場にいたの」と明かす。
「刺されるとみんなすごく腫れてしまうんです。しかもラウンドハウスは肌を露出している部分が多くて、とても怖かった」と振り返ったカレン。そして「でもケヴィン・ハートの方が色々な蜘蛛とか虫にすごく敏感で、逃げ回って怖がってましたね」と笑顔を見せた。
スタンドアップコメディアンとして活躍するケヴィン・ハートや、稀代のコメディスターの地位を確立しているジャック・ブラックもいる現場はつねに笑いが絶えなかったようで「撮影中も笑いすぎて、映画が完成したのが不思議なくらい」とカレンは思い出し笑い。
意外なことに現場で一番笑わせてくれたのは、ケヴィンでもジャックでもなくドウェイン・ジョンソンだとカレンは教えてくれた。「ものすごく屈強なアクションヒーローがオタクっぽい10代を演じるっていうだけで笑ってしまいました。そんな彼がユニークな形のアドリブをたくさん見せてくれたのでずっと大笑いしていました」と楽しげに語る。
もちろんユーモラスな3人の俳優だけではなく、カレンの見せ場も劇中にはたっぷり。ジャックが撮影がない日に企画したパーティーを断ってまで練習に取り組んだダンスファイティングのシーンやワイヤースタントにも挑戦。「男性2人を殴ったりとっちめたりできるっていうのは面白い仕事だなと思いながら演技しました」と満足そうに語る彼女の活躍を、是非とも劇場で楽しんでいただきたい。
文/久保田 和馬