ガンダムとデロリアンが共演!?奇天烈な世界観をスピルバーグが自ら解説
ガンダム、デロリアン、キングコングなど有名ポップカルチャーからの引用が多数登場し、話題沸騰中の『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)。仮想現実を舞台とした本作の設定や奇抜な世界観について解説する、スティーヴン・スピルバーグ監督&キャストたちの特別映像を独占入手した!
2045年の近未来を舞台に、仮想現実世界“オアシス”における冒険が描かれる本作。映像内でスピルバーグ監督は「2045年の現実世界は、経済が破綻寸前のディストピア的な社会。現実逃避したくなる世界で人々が没頭しているのが、オアシスなんだ」と近未来におけるオアシスの立ち位置について説明。主人公・ウェイドを演じるタイ・シェリダンも「人々はオアシス内で学校や会社に行くんだ。現実の世界よりずっと楽しいからね。オアシスで人と出会い、友達も作るんだよ」とオアシスが人々の拠りどころになっていることを明かしている。
劇中では、そんなオアシスを作り上げた創設者ハリデーがオアシス内に隠した3つの謎と、その謎を解いたものに与えられる56兆円もの財産を巡る大冒険が繰り広げられる。今回の映像では、その財産を狙い世界を掌握しようとする大企業の社長ソレントと、彼から世の中を守ろうと対抗するウェイドたちの財産を巡る行動原理も語られ、さらにはこの対立が大規模な戦争へと発展していく様子も描かれる。
いち早く鑑賞した著名人からは高評価の声が挙がっており、芸能界一のスピルバーグ通を自負する俳優の坂上忍は「『映画でVR体験なんてほんとかよ』って思っていたら、観客の自分と映画の中に入っている自分との区別がつかなくなってしまった」と、映画であると同時に極上のVR体験でもある本作を大絶賛している。
映画を超えて、もはや“観るテーマパーク”とも言える本作。果たしてどんな体験を得ることができるのか?ぜひ劇場に足を運んで確かめてほしい!
文/トライワークス