櫻井翔&広瀬すず、サプライズで大学講義に参加!500人の学生どよめく
東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『ラプラスの魔女』(5月4日公開)の公開直前イベントが4月19日に日本大学桜上水キャンパスで開催され、櫻井翔、広瀬すずがサプライズで登壇。約500人の生徒たちから、どよめきが沸き起こった。
本作は生真面目な大学教授・青江修介(櫻井)が、自然現象による不審死事件の調査に当たる姿を描くサスペンス映画。櫻井と広瀬が教室に足を踏み入れると、2人の登場をまったく知らなかった学生たちは「おー!」と大絶叫。「かっこいい!」「かわいい!」との声が上がるなか、櫻井は「男子学生たちの『うおー!』という声、“広瀬すずだ感”がすごいかった」と男子心に寄り添い、会場を盛り上げた。
櫻井が演じる青江が地球化学の専門家とあって、この日は、本物の地球科学科教授である加藤央之、竹内真司も出席。竹内教授は「あり得ないことがひとつある」と切り出し、「こんなにかっこいい人が大学教授をやるということがあり得ない」と映画に意見して会場も大爆笑。「講義のシーンでは、櫻井さんが落ち着いて粛々と授業をやられていた。大学教授の雰囲気がとても出ていた」と櫻井の教授ぶりを絶賛。広瀬も「櫻井さんはお話が楽しいので、楽しく授業を受けられると思う」と大きくうなずいていた。
ステージでは、教授陣が本作の大きなテーマとなる“未来予測”は実際に可能なのかをレクチャー。映画の内容にちなみ、小さな竜巻を発生させる実験を試みることになった。ドライアイスと掃除機を利用して竜巻を再現してみせると、櫻井は「すごい!なんで!?」と興味津々。教授から装置の仕組みを教えられると「勉強になるなあ。おもしろい!」と学びつつ、「日立の掃除機です」と使用した掃除機が自身がCMを務めるメーカーであることを確認して生徒たちを笑わせていた。
櫻井は「何年生が多いのかな?1年生の人ー!」と語りかけ、「入学おめでとう」とニッコリ。生徒たちと積極的に触れ合い、「未来の可能性がいっぱい詰まっている最中だと思う。僕が大学生のころはほとんど友達と酒を飲んでいただけだけれど、そんな友だちといまでもつながっていたりする。勉強も大切だけど、一生の付き合いができる友だちとの時間を大切にしながら、大学生活を満喫すると、あとで振り返ったときにいいのかなとおじさんは思います」と人生の先輩として熱いメッセージを送っていた。
取材・文/成田 おり枝