前田敦子がドSな鬼嫁に!?プレイボーイな夫への浮気防止策に驚愕
『後妻業の女』(16)の鶴橋康夫監督が阿部寛を主演に迎えた映画『のみとり侍』(5月18日公開)。江戸中期を舞台に、“のみとり業”に左遷されてしまったエリート侍が、のみとりの裏稼業である女性への“愛”の奉仕に悪戦苦闘する様を描いた、痛快時代劇コメディだ。本作に出演する前田敦子が、豊川悦司扮するプレイボーイな夫を尻に敷くドSな鬼嫁になりきっている!
前田が演じるのは、商売繁盛している小間物問屋「近江屋」の一人娘・おちえ。気立てが良く、若いながらも店を切り盛りするしっかり者だ。そこに江戸一番の伊達男・清兵衛が婿に迎えられる。おしとやかで可愛らしい彼女との良縁に気を良くする清兵衛だったが、結婚生活が始まると、すぐに彼女の本性を知ることに!従業員の前でも構わず夫に罵声を浴びせたり、夜の営みでは清兵衛をつねる、かじる(!)など、暴力的な一面を発揮するのだ。
さらに嫉妬深いおちえは清兵衛の浮気癖を知ると、とんでもない行動に出る。浮気防止のため、外出前の夫の股間(!)に“うどん粉”をまぶしておき、帰宅後には粉が少しでも落ちていないか細かくチェックするのだ。前田扮する、おちえの行き過ぎた愛情表現は必見!
前田本人も「意外な役ではありましたが、監督から『君はこうゆう顔を絶対持っていると思う。思う存分、はじけてくれ』と言われて嬉しかったです」と、ノリノリで演じていたよう。
『もらとりあむタマ子』(13)ではグータラ娘、『イニシエーション・ラブ』(15)はミステリアスなヒロインに、ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(16)では恋愛依存の女性など、これまで女優として様々な役柄にチャレンジしてきた彼女だが、本作でまた新しい魅力が開花。“鬼嫁”になりきる前田敦子をぜひチェックして欲しい。
文/トライワークス