夏帆&東出昌大が再共演!“知られてはいけない恋”と“大切な秘密”が交差する

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夏帆&東出昌大が再共演!“知られてはいけない恋”と“大切な秘密”が交差する

シリーズ累計640万部を突破した三上延の文芸ミステリー小説を、黒木華と野村周平のダブル主演で映画化した『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)。このたび本作の世界を彩るキャストが新たに発表され、あわせて特報映像も解禁された。

鎌倉の片隅にある「ビブリア古書堂」を舞台に、店主の篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく本作。『幼な子われらに生まれ』(17)で国内外の映画賞で高い評価を獲得した三島有紀子監督がメガホンをとることでも話題を集めている。

このたび新たに出演することが発表されたのは、野村演じる不器用な青年・大輔の亡くなった祖母、五浦絹子の若き日を演じる夏帆と、その絹子に惹かれる小説家志望の青年・田中嘉雄を演じる東出昌大。2人は昨年公開された黒沢清監督の『予兆 散歩する侵略者』(17)につづき2度目の共演となる。

東出は夏帆について「強い芯を持った真っ直ぐとした女優さん。彼女と素直に恋ができたのは、彼女の力であり魅力だと思う」と語り「原作の魅力がそのまま映画になっている」と自信たっぷり。一方で夏帆も「すごくストイックで真面目な方」と東出を褒め、クランクアップ直後には「もう少し撮影をしていたかったというのが正直な感想です。現在と過去がつながった時に、一体どういう映画になるのかすごく楽しみです」と作品への期待を述べた。

あわせて到着した特報映像では、夏帆と東出の2人が演じる“知られてはいけない恋”を描き出す過去パートと、黒木と野村が演じるビブリア古書堂での“大切な秘密”をめぐる現代パートが交差し、ミステリアスな雰囲気が漂う。夏目漱石の「それから」と太宰治の「晩年」によって結び付けられていく、時代を超えた2つの物語は、文学ファンでなくとも虜になってしまうこと間違いなしだ。

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