AAAの與真司郎、映画でなぜかおとなしい役柄が多い理由は?

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AAAの與真司郎、映画でなぜかおとなしい役柄が多い理由は?

AAAのメンバーであり、甘いルックスと抜群のダンスセンスで人気の與真司郎が、“avexニュースターシネマコレクション”の一作『ラムネ』(5月29日公開)で初主演する。いつもたくさんのファンから声援を受けている彼だだ、今回演じているのは、女教師からはガミガミと怒られ、女子生徒からはからかわれてばかりという、ちょっぴりさえない高校生・陽介役。実際とはギャップのある意外な役どころだが、戸惑いはなかったのだろうか?

「確かに、現場で少し悲しくなったことも(笑)。(女子に冷たくされる部分は)実際とは違うかもしれませんね。でも、陽介ってどこか憎めないキャラクターなんです。周りも彼のことを嫌ってないから、余計にかまうんじゃないかなあと思って。だから、そういうキャラクターの雰囲気を出すのが難しかったですね」。

本作は、高校生活最後の夏休みを舞台にした物語。陽介は、不思議な転校生ルミと出会い、変わっていくのだが、このルミちゃんがなんとも小悪魔タイプ! 陽介を無理やりプールに誘ったり、一緒に校長室に忍び込んだり。当然、陽介は翻弄されまくりなわけだが、與くん自身はこういう女の子、どう思う?

「僕は結構、自分がさばさばしてたり、先頭を切るタイプなので、あんまりかもなあ(苦笑)。友達にこういうタイプはいるんですけど、そういう友達とはわりと言い合ったりしますね。例えば遊園地に行ったとするじゃないですか。ジェットコースターに俺は乗りたくて、女の子はコーヒーカップに乗りたかったら、俺は絶対にジェットコースターに乗らせます。行こう!って言って」。

なんとも頼もしい! お察しのとおり、陽介とは大分違う性格のようだが、意外な共通点は“人見知り”なところだとか。

「完全な人見知りというわけではないんですけど、例えば現場で初めて一緒になった人に、自分からは話したりすることはあまりなくて。向こうから話しかけてきたら大丈夫なんですけど。そういう意味では少し内気なんだと思います。そこは陽介にちょっと似ていますね」。

また、高校生を演じているものの、実年齢は21歳。撮影現場では“若い子”との共演に少し戸惑ったということも明かしてくれた。

「制服姿はまだいけるなあとか思ったりしたけど、共演者には実際に中学生の方とかもいたんですよね。みんなとにかくパワフルで若い! 俺が今まで若いなって思われてたんだろうなっていう感覚が、今回初めてわかりました。それに『ライブ行ったことがあるんですー』とか言われたりして素直に嬉しかったし、そういう方たちとお芝居ができるのもおもしろかったですね」。

やっぱり現場では人気者でモテモテだったようだ。しかしながら、映画出演1作目の『守護天使』でもひきこもりの青年を演じているなど、実際とは対極の役柄が多いのはなぜかとたずねると、ユニークな自己分析が返ってきた。

「たぶんそうなれっていうことなんですよ。普段はうるさいから(笑)。これからもいろんな役柄をやっていきたいけれど、次はかっこいい役をやりたいですね!」

■好評につき『ラムネ』再上映決定!
劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷
日時:6/26(土)〜7/2(金)連日20:30
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