新田真剣佑&北村匠海が明かす!尊敬し合う2人だからできた『OVER DRIVE』のライバル関係
「僕がいつか真剣佑のマネージャーになればいいんだよね(笑)」(北村)
――“俺たち、仲いいな”と思うエピソードはありますか?
北村「電話はしょっちゅうだよね。テレビ電話でお互い相談をすることが多いかな。俳優は自分と違う人格になる仕事だから、ちょっと大変な時があって。そういう時に、『頑張ってるよ』って慰め合う時間がけっこうある。お互いにそういうことを話せる相手ではあるね」
新田「確かに、心細い時に電話をすることが多いかも。家に帰っても『ただいま』って言う人もいないし、匠海がいてくれたらと思うからね。何だ、この気持ち悪い会話は?(笑)」
北村「まあ、僕がいつか真剣佑のマネージャーになればいいんだよね(笑)」
新田「でも、稀にみる似たタイプなのか、思考が一緒なのか、通じ合うものがあるね」
北村「さそり座のB型という共通点もあるし、でも役者としてはまた違うタイプだから刺激し合えるのかもしれない」
新田「そうだね。匠海は自分が持っていないものを持っているし、それが僕には魅力的に映る。そして、それは映像で見られるものだと思います。感じられるもので、言葉にはできない」
北村「真剣佑は逆に、誰も真似ができないぐらいストイックだよね。今回も食事や水の摂取量までこだわっていて、ここまでやるんだと思った」
「役者は過程を見せないほうがいいと思っている」(新田)
――ドライバーの体を作るためだと思いますが、撮影中はどんな食事を?
新田「企業秘密です!(きっぱり)」
北村「君、頑なだよね、そこ(笑)」
新田「『努力している』って言わなくていいと思っていて。結果が見せられればいいし、役者は過程を見せない方がいいと思っているんだ」
――今回の撮影でいちばん印象に残っているシーンはどこですか?
新田「匠海とのシーンはどれも印象的なんだよな~。特に記者会見のところは短いシーンだったけれど、あのピリピリ感がよかった」
北村「あのピリピリ感はよかったね。僕は、真剣佑がホテルで乱闘騒ぎを起こすあの一連かな。直純と新海の肩がぶつかってバチッとなる初めて対峙するシーンだったし、30分の夕景をねらった程よい緊張感の中で真剣佑と芝居ができたということもあって、すごく印象に残っている」