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日米“天才子役”が夢の対面!ジェイコブ・トレンブレイが鈴木福を圧倒

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日米“天才子役”が夢の対面!ジェイコブ・トレンブレイが鈴木福を圧倒

全米興行収入ランキングで5週連続ベスト5にランクインするスマッシュヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』(6月15日公開)のジャパンプレミアが31日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、来日中のスティーブン・チョボスキー監督と主役のオギーを演じたジェイコブ・トレンブレイが登壇。日本からのスペシャルゲストとして登場した藤本美貴と鈴木福とともに笑顔で舞台挨拶を行なった。

本作は全世界で発行部数800万部を突破したR・J・パラシオのデビュー小説「ワンダー」を原作に、先天的な遺伝子疾患を抱える少年と家族の成長を描き出した心温まるヒューマンドラマだ。初めて学校に通うことになった10歳の少年・オギーは、いじめや裏切りなど、これまで経験したことのない外の世界の困難に直面。それでも家族の愛に支えられながら立ち向かっていくオギーの姿に、周りの生徒たちは徐々に心を開き始めていく。

アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ルーム』(15)で、生まれてから1度も部屋の外に出たことがない少年・ジャックを演じ、世界中から大絶賛されたジェイコブは、同作以来2年ぶりの来日。「みなさん元気ですか?」と観客に向けて問いかけたジェイコブは「日本は僕のお気に入りの国なので、来ることができて嬉しいです。おとといはディズニーランドに行って、そのあとハリネズミカフェと原宿に行きました」と、すっかり日本を満喫している様子。

一方で、自身が執筆した小説を映画化した『ウォールフラワー』(12)で注目を集め、ディズニーの実写版『美女と野獣』(17)で脚本を担当したチョボスキーは「本作でオギーという少年は、他の人と違う顔を持っている。でも世界中のすべての人がみんなそれぞれ違う顔を持っているんだ。この映画を通して、自分たちの持っているものにリスペクトを払うことができて、それを美しいと思うことができるように」と、本作に込めたメッセージを明かした。

そんな中、世界中で“天才子役”の名を欲しいままにしているジェイコブに対し、本作を観て感銘を受けたという日本が誇る“天才子役”の鈴木から「顔全体の特殊メイクで大変だったことは?」と質問が投げかけられる。するとジェイコブは「すごく暑かったし、かゆかったんだ」と本音を漏らし「取りたいし破りたかったけど、高価なものだからいけないと思って我慢しました」と茶目っ気のある回答で会場の笑いを誘った。

また、劇中で登場する様々な格言にちなみ、自身の格言を発表する際にジェイコブは「Let’s End Bullying by Choosing Kind!(親切な心でイジメを終わらせよう)」と書いたフリップを掲げ「親切にすることはすごく簡単で、スマイルから始まるんだ」と大人びたコメント。ハリウッドが誇る11歳の天才子役を前に、2歳年上の鈴木はすっかりタジタジとなっていた。

文/久保田 和馬

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