死ぬまでに一度は見たいビーチや庭園から“ラピュタの道”まで、超貴重な47都道府県の絶景スポット15選
日本全国で撮影された膨大な絶景映像を厳選し、4K解像度(一部対応劇場のみ)で映画化したドキュメンタリー『ピース・ニッポン』(7月14日公開)。全国200か所以上の風景が収められている本作から、厳選スポット15か所の画像を入手した!
「日本の景色を後世に遺す」という趣旨で生まれた“ピース・ニッポン・プロジェクト”の第一弾。青々と緑が生い茂った釧路湿原や、エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜のコントラストが鮮やかな久米島のビーチなど、北から南まで全47都道府県を網羅しており、一度で様々なスポットへ行った気分になれる。桜越しに望む真っ白な姫路城や、雪の生い茂る地獄谷で猿が温泉に浸かっている様子など、四季折々の絶景を味わえるのもうれしい。
それぞれ撮影のチャンスは数年に一度という、日本人でも滅多にお目にかかれない“一期一会”な瞬間も盛りだくさん。京都・瑠璃光院の庭園に広がる紅葉も、一瞬で過ぎ去ってしまう秋の美しさを収めた貴重な映像だ。圧巻の色彩美を誇る華やかな紅葉と、数寄屋造りの書院の落ち着いた雰囲気のコントラストは、思わず目が眩んでしまうほどの神々しさを覚えてしまう。
さらに本作は2010年から撮影を開始しており、いまとなっては見ることのできない風景も記録している。その一つが阿蘇・天の道だ。16年の熊本地震により一部崩落したが、本編では地震の前に撮影された映像を使用。雲海に包み込まれたそのファンタジックな姿から、『天空の城ラピュタ』(86)にちなんで“ラピュタの道”とも称されている景色だ。ドローンを使って上空から撮影した大パノラマの光景は、鳥になって空を飛んでいるような気分が堪能できる!
6月に入りもうすぐ夏休みシーズンが到来するが、旅行先選びの参考にもうってつけの本作。「忙しくて旅行には行けない…」という人も、本作を劇場で鑑賞し、日々の疲れを癒してみてはいかがだろうか。
文/トライワークス