レディー・ガガが魂の歌声を披露!『アリー/スター誕生』の日本公開が決定
『アメリカン・スナイパー』(14)などでアカデミー賞に3度ノミネートされた俳優ブラッドリー・クーパーが初めてメガホンをとり、これまでに何度もリメイクされてきた往年のシンデレラストーリーを再映画化した『アリー/スター誕生』の日本公開が12月21日(金)に決定。このたび本作の予告映像が解禁された。
本作のオリジナルにあたるジャネット・ゲイナー主演の『スタア誕生』(37)は映画界を舞台にした物語。その後、ジュディ・ガーランド主演の1954年版ではミュージカル映画界に、バーブラ・ストライサンドが主演を務めた1976年版では音楽界にと、リメイクされるたびに主人公を演じる女優に合わせて設定が変更されてきた。
そして今回、主人公アリーを演じるのは個性的な生き様とメッセージ性の強い音楽で世界中の人々の心を動かしつづけている世界的歌姫レディー・ガガ。女優としてゴールデン・グローブ賞受賞経験もある彼女が、音楽業界での成功を夢見る主人公を熱演する。
このたび初めて解禁された予告編では、自分の容姿と才能に自信のなかったアリーが、国民的ミュージシャンのジャクソンに才能を見出され、戸惑いながらも一歩踏み出し、ステージで魂を震わせる圧巻の歌声を披露する。華やかなショービジネスの世界で愛と挫折を経験しながら、やがてスターの階段を駆け上がっていくアリーの力強い姿が描きだされていく。
まさにガガ自身の生き様と重なるアリーの物語に、すでに第91回アカデミー賞の有力作品としての呼び声も高い本作。ガガの迫真の演技と魂の歌声、そして“イーストウッドの流れを継ぐ新たな映画作家”と期待されるクーパーの手腕など、注目すべきポイントが盛りだくさんの本作。公開を楽しみに待ちたい。
文/久保田 和馬
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