池田エライザ、浄化させたいものは「邪念」。『ルームロンダリング』舞台挨拶
池田エライザ主演のハートフルコメディ『ルームロンダリング』(7月7日公開)の完成披露試写会が、6月11日にニッショーホールで開催。池田エライザ、オダギリジョー、渋川清彦、健太郎、片桐健滋監督が舞台挨拶に登壇した。映画にちなみ、浄化(ロンダリング)したいことについて質問されたゲスト陣。池田は「邪念」と書いたボードを披露した。
池田が演じるヒロイン・八雲御子は、いわくつきの物件に住んで履歴を消すバイト“ルームロンダリング”をしている。ある時から幽霊が見えるようになった御子は、部屋に居座る幽霊たちに振り回されていく。
池田は「邪念」という答えについて「過去というよりは、(今後)自分が想像できない環境になって、いろんな邪念というか、なにかに目がくらんでしまいそうになった時、常にクリアでいたい、ロンダリングしたいという意味での邪念です」と説明した。
オダギリのボードは白紙だった。「ちょうど『ペンがない』と言われて」と笑いを取ったあと「特になにかを浄化させたりってことはあまりないなって気がします。でも、本当にペンがないから書けなかった」とお茶目に笑った。
渋川は「初ゲロ」と答え、23歳の時、飛行機が着陸したと同時にゲロを吐いたエピソードを披露し、会場は大爆笑。健太郎は「先輩の引退試合」だそうで、バスケットボールをやっていたころ、先輩の引退試合が開催された場所を間違え、行けずに後悔したことについて語った。
その後、実際に事故物件に住んでいることで話題の芸人・松原タニシが駆けつけ、事故物件のおすすめポイントを紹介。
松原は女性の霊が出ると言われた物件について「鏡に文字が浮かぶ。お風呂に入っていたら、“シ、ャ、ン、プー”と。替え時を教えてくれるんです」というエピソードなど、驚きのネタを披露。松原から事故物件をプッシュされた池田は「楽しい生活を送っているので。(いつか)巡り会えればと」と笑顔でコメント。
松原が「ぜひ!(家賃が)安いし。僕、いま住んでるのが、3LDKで3万円です」と言うと、池田は大爆笑した。
取材・文/山崎 伸子