ルームロンダリング|MOVIE WALKER PRESS
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ルームロンダリング

2018年7月7日公開,109分
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TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015準グランプリを受賞し制作されたファンタジードラマ。いわくつきの物件に住み履歴を消すバイトをする御子は、部屋に居座る幽霊たちのために奔走する傍ら、幼い頃に失踪した母を探す。監督はドラマ『増山超能力師事務所』を手がけた片桐健滋。本作が長編映画初監督作品となる。「一礼して、キス」の池田エライザが幽霊と触れ合う力に目覚めた主人公・八雲御子を演じる。

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ルームロンダリング

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

八雲御子(池田エライザ)は5歳で父と死別、その翌年に母が失踪し、その後は祖母のもとで育った。しかし18歳の時に祖母も他界し、天涯孤独の身に。不幸が重なり自分の殻に閉じこもる彼女に、母の弟・雷土悟郎(オダギリジョー)がいわくつきの物件に住みその履歴を帳消しにするルームロンダリングのアルバイトを持ちかけてきた。訳あり物件を転々とするうちに、御子は部屋に居座る幽霊を見、会話する能力に目覚めていく。新たな部屋に引っ越し風呂場で春日公比古(渋川清彦)の幽霊と鉢合わせても驚きもしない御子。奇妙な共同生活を続けるうちに、公比古はあるテープを見つける。それは、レコード会社に送れないまま死んでしまい後悔しているデモテープだった。公比古は御子に今からでも送ってほしいと頼み込むが、折しも悟郎から連絡が入り、新たな物件に引っ越すことに。次の部屋には、見知らぬ男に殺されたOLの幽霊・千夏本悠希(光宗薫)がいた。事件当時異変には気付きながら何もできなかった隣人の虹川亜樹人(健太郎)は、そのことを悔やんでいた。そこへ、御子がまだ送っていないデモテープへの執着から公比古が現れる。悠希の恨みを晴らしたい御子は、犯人の似顔絵を描き探すことを思いつく。亜樹人はその似顔絵をもとに警察に連絡したところ……。こうして、この世に未練を残す幽霊たちの悩みを解決するため奔走する御子。悟郎から、母・深月にも幽霊を見る能力があり、そのために精神を病んだことを聞かされた彼女は、深月の居場所を聞き出すが……。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
ファントム・フィルム
上映時間
109分

[c]2018「ルー ムロ ンダ リン グ」 製 作委 員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    4.0
    2018/8/11

    【賛否両論チェック】
    賛:哀しい過去を背負い、他人に心を開けずにいたヒロインが、ルームロンダリングでの幽霊達との出逢いを通して、少しずつ変わっていく姿が印象的。
    否:ストーリーは想像通り淡々と進むので、惹かれないと眠くなってしまいそう。ラストもかなり強引な印象を受けてしまう。

     心を許せる人がおらず、他人と上手く関わることが出来ない御子が、「ルームロンダリング」という不思議な仕事を通して出逢う、どこか憎めない不思議な幽霊達。彼らを前にして、始めはただただ無難に過ごそうとしているだけだった御子が、彼らの未練に触れるうちに、次第に少しずつ自分から心を開いて変わろうとしていく姿は、どこか切なくも心が温かくなります。
     そしてそんな御子を、非常に不器用ながらもずっと支え続ける悟郎や、やがて明らかになる謎の失踪を遂げた母親の真実にも、思わずグッときます。「愛情」というものを決して一身には受けてこられなかった、御子の哀しい過去。そんな過去を彼女がどう乗り越えていくのか。池田エライザさんのどこか陰のある雰囲気も、物語をより際立たせているようです。
     クスッと笑えてハラハラもして、最後には感動させられる。そんなステキな人間ドラマに仕上がっています。

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