ベッカム夫妻、ロイヤル・ウェディングで着用した服をオークションへ!?

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ベッカム夫妻、ロイヤル・ウェディングで着用した服をオークションへ!?

先月19日のロイヤル・ウェディングで、最もファッショナブルな招待客の1組として注目を集めたベッカム夫妻。そんなビッグ・イベントからまだ1か月も経っていないが、夫妻は当日の衣装をオークションに出すことを発表した。

7日、デイヴィッドとヴィクトリアは、自身のインスタグラムでオークションの理由を説明。今回の出品は、昨年マンチェスターで起こったテロの被害者や、被害者家族への寄付のためだという。昨年5月にマンチェスター・アリーナで起こった自爆テロは、アリアナ・グランデのコンサート直後に発生。若い世代を中心に、22名の死者と多くの負傷者を出す大惨事となった。事件の約1週間後には、被害者と被害者家族の救済を目的としたチャリティ団体「アイ・ラブ・マンチェスター緊急基金」が設立されており、ベッカム夫妻のオークション売り上げは同団体に寄付されるという。

ロイヤル・ウェディング当日のベッカム夫妻のファッションは大好評で、ベストドレッサーとの呼び声も高く、特にデイヴィッドは「男性ゲストの中で最もスタイリッシュ」と評されていた。デイヴィッドの着用したディオール・オムのスリーピース・スーツは、ダークグレイのモーニングジャケットに、ライトグレーのダブル・ベストが映え、フォーマルかつ洗練された装い。スーツの内側には「DB」の刺繍がされていて、この服の価値を一層高めているという。

ヴィクトリアが着用したダークネイビーのペンシルドレスも、随所に凝った工夫が施された美しいワンピースだ。ヴィクトリアのアイディアが隅々にまで反映されているようで、エレガントなデザインながら、袖や腕が大きく開いていて肌見せする遊び心もある。ヴィクトリア本人に合わせて作られたオートクチュールなので着る人の体型を選びそうだが、魅力的なドレスであることは間違いない。

一般のネットユーザーからは、「自分のポケットマネーから寄付すればいいのに」「懐は痛めずにイメージアップってわけね」といったシニカルな反応が圧倒的だが、オークションによって多額の寄付がされるのであれば、結果オーライと考えた方がいいのかもしれない。

UK在住/シャオ

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