池松壮亮&蒼井優が塚本晋也監督と時代劇で初タッグ!『斬、』公開決定
『野火』(14)で第71回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品されたほか、第70回毎日映画コンクールで2部門に輝くなど大きな話題を集めた塚本晋也監督が、初めて時代劇に挑戦する最新作『斬、』が11月24日(土)から公開されることが決定した。
塚本自らが監督・出演・脚本・撮影・編集・製作の6役を務めた完全オリジナル作品となる本作。250年にわたり平和がつづいてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期の江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と、彼に関わる人々を通して生と死の問題に迫る。
物語の主人公で、文武両道で才気あふれる浪人を演じるのは池松壮亮。昨年公開された『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ】(17)で高評価を受けた彼は、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』(公開中)をはじめ『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』(公開中)や『君が君で君だ』(7月7日公開)など話題作への出演がつづいている。
そして、浪人の隣人である農家の娘を演じるのは『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)で第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した蒼井優。4月クールに放送されたドラマ「宮本から君へ」でも共演した池松と蒼井の2人は、共に塚本作品には初参加。
また本作のメガホンをとる塚本に加え、『バレット・バレエ/BULLET BALLET』(98)や『野火』でも塚本とタッグを組んだ中村達也や、オーディションで抜擢された映画初出演の新人・前田隆成らが脇を固める。作品を発表するたびに世界を沸かせる塚本監督が、日本映画の代名詞でもある時代劇をどのように描き出すのか。続報に期待したい。
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