“ミスiD”保紫萌香、“装苑モデル”モトーラ世理奈の透明感&アンニュイな魅力全開!『少女邂逅』主演女優にインタビュー

インタビュー

“ミスiD”保紫萌香、“装苑モデル”モトーラ世理奈の透明感&アンニュイな魅力全開!『少女邂逅』主演女優にインタビュー

2人の女子高生の不思議な関係を描く、弱冠24歳の監督・枝優花の実体験を盛り込んだ青春ドラマ『少女邂逅』(6月30日公開)。幻想的な映像で描かれる独特な世界観に大きく寄与しているのが、主演を務めたミスiD2016グランプリの保紫萌香と、「装苑」の専属モデル・モトーラ世理奈の2人。等身大のキャラクターを演じた2人のそれぞれへの印象や、枝監督への気持ちなどを聞いた。

『少女邂逅』で主演を務めた保紫萌香(写真右)とモトーラ世理奈
『少女邂逅』で主演を務めた保紫萌香(写真右)とモトーラ世理奈撮影/渡邊明音

「枝監督を演じるということでもあるので、魂込めてやろうと思いました」(保紫)

――保紫さんが演じた、いじめられっこのミユリは枝監督自身が投影されているキャラクターということなのですが、演じるにあたってプレッシャーはあったのでしょうか?

保紫「本作が監督の体験を踏まえているというのはオーディションに受かった後に聞いたんですけど、そんなに苦しい過去があったのかってビックリしました。ミユリだけでなく、枝さんを演じるということでもあるので、きちんと話して、私も本気で、魂込めてやろうと思いました」

監督の体験を踏まえた本作に「本気で魂込めてやろう」と臨んだ保紫萌香
監督の体験を踏まえた本作に「本気で魂込めてやろう」と臨んだ保紫萌香撮影/渡邊明音

――モトーラさんが演じた紬はミユリの前に転校生として現れ、彼女の日常を変えていく重要な役ですよね。普段はモデルさんとして仕事をしていますが、演技は今回が初めてだったんですよね?

モトーラ「そうです。オーディションの時に初めて台本を読んで自分が演じるのはミユリなんだろうなって思ってたんです。だから、受かったのもそうですけど、紬役だと知って超ビックリしました。最初は苦戦しましたが、監督から“こういう風に演じたら良いよ”っていうアドバイスをいただいて役に入っていけたんです」

「演技していないときでも一緒にいたいと思う存在です」(モトーラ)

――今回、お2人は初共演だったんですよね? 枝監督は雰囲気がすごく似ているとおっしゃっていますが、お互いの印象を教えてもらえますか?

保紫「世理奈はどう感じているのかわからないけど、私にとって世理奈は居心地の良い人です。主張が激しくないところは、波長が合うかなと。世理奈は特別だし、私にはない、というか人にはないものを持っていて、それは本当に素晴らしいし羨ましいなと思います。だから、似ているって言われると“こんな素敵な子と?”って腑に落ちない感じはしますね(笑)」

「台本をもらって、演じるのはミユリなのかと思っていました」と語るモトーラ世理奈
「台本をもらって、演じるのはミユリなのかと思っていました」と語るモトーラ世理奈撮影/渡邊明音

――保紫さんからご自身への印象を聞いて、どういう気持ちですか?

モトーラ「そのまんまお返ししたいです(笑) 。初めて会った時は謎が多いなと思ってました。でも、一緒に過ごしていく時間が多くなるにつれて、演技していないときでも一緒にいたいと思う存在でした」

――撮影現場ではモトーラさんが一番年下だったんですよね? 共演者からもかわいがられたんじゃないですか?

保紫「そうですね! 世理奈って、私より社交的だと思うんです。あんまり壁を作らないというか。だから、ほかのクラスメイトの方たちとも、私より交流しているイメージがありました」

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