“ミスiD”保紫萌香、“装苑モデル”モトーラ世理奈の透明感&アンニュイな魅力全開!『少女邂逅』主演女優にインタビュー
「最初はちょっと怖いなとも思っていました」(モトーラ)
――枝監督は24歳で保紫さんは22歳と、年齢が近いですよね? そういう点で他の監督の作品と比べて演じやすさはありましたか?
保紫「それはありました。監督自身も俳優に寄り添ってくださる方ですし、信頼しています」
モトーラ「枝監督とは初対面だったので、最初はちょっと怖いなとも思っていたんです。でも、夜中に電話したりとかいろいろ話していくうちに寄り添ってくれているというか、考えてくれているなって思いました。初めての映画の撮影で枝監督のような方と出会えて、すごい幸せなことだなって思います」
――現在は公開に合わせて配信されるスピンオフの短編を撮影中だそうですが、どんな作品なんですか?
保紫「いじめられて辛い毎日を過ごしていたミユリの前に紬が現れて、日常が少しずつ変わっていくという、ミユリにとって一番楽しいひと時を撮影しています。スーパーで商品棚のお菓子を勝手に食べちゃったり(笑)」
モトーラ「川で遊んだりとか!」
保紫「“やっと理解してくれる人と巡りあえた”という安堵感というか、不信感が全くない精神状態のある日のカフェのシーンとか。私が何年後かに就活生になっているっていうシーンも撮りました」
――モトーラさんはいまはモデルをメインにお仕事をされていますけど、今回はお芝居の楽しさを感じましたか?
モトーラ「演技はこれからもっとやってみたいって思います。今度は逆に私がいじめられる側とか…」
――保紫さんは元々女優志望だったんですよね?
保紫「そうですね。17歳の時から一応芝居には触れているんですけど、当時から女優以外のことは考えてなかったですね。得意な役はあって良いと思うんですけど、苦手な役はあっちゃいけないなと思うので、これからもいろんな役に挑戦して行きたいと思います」
本作への出演を機にさらなる飛躍が期待される2人。そんな彼女らが演じたミユリと紬のはかなくもせつない物語の行方を、ぜひその目で確かめてほしい。
取材・文/トライワークス