香取慎吾の主演映画『凪待ち』製作決定!「スターオーラを消しながら」挑む役どころとは?
香取慎吾の最新主演映画『凪待ち』の製作が発表された。監督を務めるのは、香取とは初タッグとなる『孤狼の血』(公開中)の白石和彌。現在は撮影の真っ只中で、7月中旬にクランクアップ予定だという。
“喪失と再生”をテーマに描く本作で香取が演じるのは、人生につまずき落ちぶれた男。パートナーの女性とその娘と共に彼女の故郷、宮城県石巻市で再出発しようとするが、平穏に見えた日々の暮らしで起きる小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう…というストーリーだ。
バイオレンス作『孤狼の血』や、若き日の若松孝二監督の姿を描く『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)など、日本映画界で最も勢いのある監督として注目される白石和彌との撮影に、香取は「今までぼくが演技したことのないような役と世界観で、この映画のこのストーリーの中に入れることがとても楽しみです。石巻の空気がこの映画の中に溢れおさまったら嬉しいです」とコメントを寄せる。
白石監督も「香取さんのスター感を若干消しながらも、人の生きる強さや優しさといったものに香取さんとならば触れられると思いました。そこを一緒に探していけたらと思っています」と、これまでにない役柄へのチャレンジを後押しする。詳細な公開時期は明らかになっていないが、注目の一作となることは間違いなし。続報を楽しみに待とう!
文/トライワークス
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