13日の金曜日…暑~い夏をホラーで乗り切れ!Netflixで観られる最恐映画8選
本日は“13日の金曜日”。本格的な夏が訪れ猛暑が続くが、そんな時こそ家にこもって背筋の凍るようなホラー映画を観るというのも、また一興。明日からの三連休も全国各地で30℃超えが続きそうということで、この週末にうってつけな、Netflixで配信中のホラー作品を紹介しよう!
幽霊、モンスターより怖いのは“に・ん・げ・ん”!
ホラーと一口で言っても様々なジャンルがあるが、何よりも観る者をゾッとさせるのが、「自分にも起こり得るかも」と思わせる“人間の怖さ”を描いた作品。映画化もされたスティーヴン・キングの原作をNetflixがオリジナルドラマ化した「ザ・ミスト」はまさに、それを突きつけるような衝撃作だ。舞台は、町全体を覆う白い霧が発生した田舎町。しかも、霧の中には正体不明の生物が潜んでおり…という一見モンスタームービーのようだが、真骨頂は、この事態に追い詰められて平静を失っていく人々の姿。窮地に追い詰められて化けの皮がはがれた時の人間の醜さと恐ろしさと言ったら…。
また、傑作ホラー『スクリーム』(96)のその後を描いた、こちらもNetflixオリジナルのドラマシリーズ「スクリーム」も人間の狂気を孕んだ作品。ネットでのいじめを発端とした殺人が起こった街の高校を中心に、事件が不自然に連続していく…。映画版が持つコメディ的な一面は極力排除しており、突然現れるマスクの殺人鬼の残虐性もパワーアップ!誰が犯人なのか全く見当がつかない本作、観ると人間が信じられなくなるかも?
背筋も凍る“怪奇現象"の数々にゾクゾクッ!
一方、そんな人間の恐ろしさと対極にあるのが、“ワケのわからないもの”が生み出す恐怖。世界興収3億ドル越えの、オカルトホラーとして異例の大ヒットを記録した『死霊館』(13)は、実在の心霊研究家夫婦の主人公が体験した実話を映像化したという、触れ込みだけですでにゾッとしてしまう1本。ある田舎の古い家に引っ越してきた一家に、奇妙な現象が次々と発生し…という話自体はオーソドックスなもの。『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督が手がけており、瞬間的な怖さとジワーッと徐々に押し寄せるような恐怖を織り交ぜた質の高い演出が、観るものを恐怖のドン底へと突き落とす。
得体のしれない謎の絵本が、ある母子家庭にもたらす恐怖を描いた『ババドック ~暗闇の魔物~』(14)もオススメの作品。絵本に描かれた謎の怪人ババドックの不安をもよおすビジュアルや、ババドックによってもたらされる怪奇現象の数々、それによって徐々に疲弊し狂いだしていく親子…と幾重にもイヤ~な感じが張り巡らされており、真綿で首を絞められるように、ジリジリとそして確実に観るものを戦慄させる。
「ザ・ミスト」
「スクリーム」
Netflixオリジナル映画
『ザ・ベビーシッター』
『リトルデビル』
『呪われし家に咲く一輪の花』
Netflixにて全世界独占配信中