『劇場版 コード・ブルー』日本縦断ツアーが決定!山下智久は「被害に遭われた方の痛みに寄り添う気持ちで」
人気TVシリーズの集大成となる『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(7月27日公開)の、完成披露試写会が7月11日(水)に東京国際フォーラムにて開催。主人公・藍沢耕作を演じた山下智久をはじめとする11名の豪華キャストと西浦正記監督が登壇した。
この日そろったのは前述の2名のほか、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、椎名桔平の計12名。キャスト陣が客席の間を通りながら登場すると、会場に詰め掛けた4000人のファンは、悲鳴に近いほどの声援を上げる熱狂ぶり。これに山下は「10年間『コード・ブルー』を続けてきて、完成披露試写会というこの日を皆さんと味わえることをうれしく思います」、新垣も「温かくというか、熱く迎えていただきありがとうございます」と驚きを隠せない様子だった。
映画の見どころについて比嘉は「私が演じた冴島は10年前から不運があったんですが、それでも頑張ってきた彼女だからこそ、浅利君が演じる藤川と出会えて…。2人の関係性も見どころだよね?」と恋愛模様の見どころを浅利に問いかけると、浅利もニヤケ気味に「そう思います!」と応じ、役柄そのままの仲睦まじげな様子を披露。この微笑ましいやり取りに、会場からはまたもや大きな歓声が上がっていた。
また有岡は見どころについて「藍沢先生(山下)の登場の仕方が劇的にカッコいいんですよ!いくらハードル上げても大丈夫!」と太鼓判。すると安藤も「確かに藍沢が出てくるシーンはほんとカッコいいよね。『藍沢ってかっこいいなぁ』ってホレボレしちゃって…」としみじみ漏らし、山下は思わず照れた仕草を見せる。
またイベントの終盤には、1stシーズンからのキャスト5人が、札幌、名古屋、大阪、福岡の劇場を巡る“真夏の日本縦断ツアー”を実施することも発表。山下は「ファンの方に感謝を伝えると同時に、その中には、西日本に住まれて、今回、被害に遭われた方もいらっしゃると思うので、そういった方々の痛みに寄り添い、1日も早く元の生活が戻れるように、という気持ちと共に回らせていただければと思います」と、大雨の被害に遭われた方への配慮を示しながら、意気込みを吐露。最後には「大切な方と一緒に観ていただきたいと思います」と締め、イベントは幕を閉じた。
取材・文/トライワークス