土屋太鳳vs芳根京子のドロドロバトルに期待!表裏一体“両A面”ポスターが完成
講談社「イブニング」で連載中の松浦だるまの同名コミックを『ストロベリーナイト』(13)や『脳内ポイズンベリー』(15)などジャンルを問わずその才能を発揮する佐藤祐市監督が実写映画化した『累-かさね-』(9月7日公開)。このたび本作からセンセーショナルなポスター画像が到着した。
幼いころから自分の醜い容姿に劣等感を抱きながらも、伝説の女優だった母親譲りの天才的な演技力を持ち合わせる累と、美しい容姿に恵まれながらも、ある秘密を抱え舞台女優として花開かずにいるニナ。キスした相手の顔を奪い取ることができる不思議な口紅を使って顔を入れ替えた2人が、嫉妬と欲望うごめく愛憎劇を繰り広げていく本作。
“醜い”累と、“美しき”ニナを演じるのは、昨年末に大ヒットを記録した『8年越しの花嫁 奇跡の実話』や13日(金)から放送開始のドラマ「チア☆ダン」など出演作が相次ぐ土屋太鳳と、NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で注目を集め、日本テレビ系ドラマ「高嶺の花」にも出演中の芳根京子。いまをときめく若手実力派女優2人が、鬼気迫る演技で“1人2役=2人1役”をいう難役に挑む。
このたび到着したポスター&チラシビジュアルは、2人の主人公の関係性からインスパイアされた、反転させても“両A面”の仕上がりに。センセーショナルなコピーに囲まれながら顔を寄せ合う土屋と芳根の美しも妖しい表情を写したものと、本作の世界観を1枚で表現した不思議なものが、表裏一体の関係を作り出している。
先日解禁された予告映像に負けず劣らず衝撃的なこのビジュアルからもわかるように、美しさとダークさ両面を持ち合わせた本作。この秋一番の問題作との呼び声も高い、劣等感と欲望が渦巻くドロドロバトルに、思わず心奪われてしまうこと間違いなしだ。
文/久保田 和馬