ムシムシ暑い…そんな日は、極寒“氷点下”ムービーでヒンヤリしよう!
酷暑の夏だからこそ観たい、冬の雪山が舞台の極寒ムービーが到着!そのタイトルから“ヒンヤリ”を通り越して、震えだしてしまいそうな『マイナス21℃』(7月21日公開)だ。
雪山でのスノーボード中に遭難してしまった元ホッケー選手が、極寒の地で8日間にわたる壮絶なサバイバルを繰り広げる本作。冒頭、ジョシュ・ハートネット演じる主人公エリックが颯爽とスノーボードをするシーンは、日の光が差し込む雪山の爽やかさとスノーボードのスピード感が合わさり、とっても涼し気。しかし、彼が立ち入り禁止区域に入り、ホワイトアウトによって方向を見失ってしまうと、その後は観ているだけでブルブル震え上がるような描写がひたすら続いていく…。
日が落ち、夜になった雪山は氷点下&猛吹雪が舞い荒れる過酷な環境。エリックは雪に掘った穴の中で身を丸め、何とか寒さをやり過ごそうとするが、徐々に体力を奪われてしまう。
なんとか夜を耐えしのいだ彼だったが、野生のオオカミと遭遇したり、氷が解けて極寒の湖へと落下(!)したり、濡れた衣服を乾かすために雪山で素っ裸(!!)になったりと、さらなる自然の猛威に襲われ、体力の限界に。加えて空腹と疲弊が生む幻覚や絶望…。雪山の視覚的な寒さと、絶望的な状況が生む精神的な恐怖のWパンチが、エリックを追い詰めていく。
そして何よりゾッとしてしまうのは、本作が実話だという点。しかも過酷さを再現するためCGなしで撮られているのだという。リアルを追求した映像に、涼しいを通り越し凍えそうになるだろう。
そんな本作の本編特別映像がこの度解禁となった。約10分間の映像には、主人公エリックがスノーボードでダイナミックに滑走するシーンから、吹雪に巻き込まれ道に迷い遭難するまでが収められている。この後に待ち受ける8日間の壮絶な体験を、ぜひ劇場で“凍えながら”確認してほしい!
文/トライワークス