「ドラゴンボール」「この世界の片隅に」「ラブライブ!」「Fate」!平成最後のお正月映画はアニメが席巻
真夏の真っ只中に気の早い話題かも知れないが、この年末年始の映画興行が”アニメ"尽くしになる。しかもいずれもが訴求力の高いタイトルで、多くの実写映画を動員面で圧倒しそうな機運となりそうだ。
クリスマスシーズンは、洋邦アニメ話題作まみれ!
今週、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が12月に、『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly」』が2019年1月12日(土)に公開されることが相次いで明かされた。前者は片渕須直監督のロングラン・ヒット作『この世界の片隅に』(16)に約30分の新規場面を追加した別バージョン。後者は人気ヴィジュアルノベルゲームの劇場アニメの続編で、幕張メッセで開催中のイベント「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3rd Anniversary~」で公開日など新情報が発表され、いま沸きに沸いているタイトルである。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開される12月には、既に『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』といった人気アニメの劇場版が12月14日(金)に同日公開。さらにディズニー作品の『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)、『ミニオンズ』(15)などで知られるイルミネーション作品の 『グリンチ』(12月14日公開)とハリウッド・メジャー系の大作も控え、この時点で既に5本の注目アニメが並び立つ状態。
今年3~4月に『映画ドラえもん のび太の宝島』『ボス・ベイビー』『リメンバー・ミー』『名探偵コナン ゼロの執行人』といった洋邦アニメ大作が、実写に入り込む隙を与えず映画動員ランキング首位を奪い合ったが、これに匹敵する状況が再び起こる可能性も十分あり得る。